プリキュアの初代最強論争について思うこと ー対応策はゴープリ最終回とまほプリOPに学べ!!ー
どうも、こんにちは!
キュアまさPです。
最近、ツイッター上で気になる話題が出てきました。
それが「プリキュアの初代(キュアブラックとキュアホワイト)最強論争」です。
画像引用元:東映アニメーション
これについて今回、私が個人的に思うことを書き連ねて行きたいと思います。
- 初代最強論争を考えるに至った経緯
- 公式側の最強のプリキュアに関する見解
- 初代最強論争についての私の意見
- 過去のプリキュアたちに学ぶ「自分と異なる意見にぶつかったときの対応策」
- 最後に ーそれでも、最強のプリキュアを議論するのは楽しいー
初代最強論争を考えるに至った経緯
ことの発端は、私もTwitterでフォローさせていただいているアッシュさんのこのようなツイートからでした。
歴代プリキュアの対戦ゲームが発売されたら起こりそうなこと4選。 pic.twitter.com/xIR2h7u1X9
— アッシュ@プリキュア (@Ash_precure) 2020年2月24日
大人のプリキュアファンの中で、プリキュアの格ゲーとか対戦ゲームとかを希望される方って多いと思うので、このような妄想は楽しいなと思っています。
ただ、アッシュさんのこのツイートのオチに、ふたりはプリキュア(以下、初代)のキュアブラックとキュアホワイトが最強であるというような結論があったことで、色々と議論になったようです。
というのも、プリキュアをあまり知らないけれども初代だけは知っている大人からすれば、初代の力強く迫力ある徒手空拳によるアクションから「初代最強!」と言いたくなる人が多いのです。
一方、初代以外にも長年プリキュアを見続けてきたファンからすれば、「初代以外にも強いプリキュアはいるし、みんな魅力的なんだ!」と、初代以外のプリキュアの魅力を伝えたくなる人も多いのです。
このように異なる背景を持った人たちが異なる意見を言えば、当然ぶつかるわけで、酷いときには貶し合いになったりもします。
そういう議論って、傍目から見てて非常にもったいないなと思ったので、私なりに意見をお伝えしたくてこのブログを書いた次第であります。
公式側の最強のプリキュアに関する見解
私が知る限りにおいてですが、プリキュアの公式側で「強いプリキュアは?」という疑問に対する明快な答えが10年以上前に出ているんですよね。
それが、こちらです!!
↓ ↓ ↓
こちらは、映画プリキュアオールスターズDX パンフレットにかかれていた文言です。
オールスターズDXは2009年3月20日公開なので、もう10年以上前に答えが出ていたんですよね。
そうなんです。
プリキュアはみんなで力を合わせた時がいちばん強いんです!!
“最強” なんです!!
だから、「最強のプリキュアって誰?」と聞かれたら、『プリキュアは、みんなで力を合わせた時が最強!』と答えれるのが正解なんですよね。
以上!!(笑)
初代最強論争についての私の意見
前記した公式側の見解だけで終わっても良かったんですが、初代最強論争についての私なりの意見も述べたいので、ブログをもう少し書きます。
プリキュアは今年で17年目で、老若男女問わず様々なファンの方がいらっしゃいます。
そして、子供の頃に初めてプリキュアを見て育った大人の人も増えてきているので、一番最初に見た思い入れの強いプリキュアが最強であると言いたくなる人もいると思います。
そのため、私としてはどのプリキュアが最強でもいいと思っているんですよね。
それこそ、本気で「初代最強!」と言いたい人はそれでいいと思いますし、私もそれに共感できる部分はあります。
やっぱり、武器を持たずに己の身体一つで立ち向かっていった初代の力強さには惹かれるものがありますからね。
(とはいえ、初代にもパワーアップアイテムはあったので、全く武器を持たないかといえば違う気もしてはいます)
他にも、初代以外のプリキュアだって強いので、そのプリキュアが最強という人がいれば私は共感してしまうと思います。
そんな感じで、「どのプリキュアが最強か?」という議論を見た時には、候補に挙げられたプリキュアたちを見て「そのプリキュアも強いし、魅力的だよね!!」と楽しむのが一番いいんじゃないかなと思います。
一方で、やってはいけないこととしては、自分の意見以外のプリキュアを蔑んだり、ディスるような発言をすることです。
それは、言われた方の相手からしたらムカつきますし、逆に自分に対して言われたらムカつくと思うので、そうした発言は控えましょうね。
過去のプリキュアたちに学ぶ「自分と異なる意見にぶつかったときの対応策」
でも、こうした議論を見る度に思うことがあります。
「あなた達はプリキュアたちの戦いを見て、一体何を学んできたんだ?」と。
プリキュアの戦いって、意見や思想のぶつかり合いだと思うので、それぞれ異なる意見や思想とぶつかったときにどうすべきかって教えてくれていると思うんですよね。
なので、そうした歴代のプリキュアたちの活躍の中で、異なる意見や思想とぶつかったときの姿勢を見習った方がいいんじゃないかなと思います。
そこで今回、過去のプリキュアシリーズから、私がピンときた対応策を2点ご紹介させていただきます。
対応策① Go!プリンセスプリキュアの最終回に学ぶ「相手を認め、それぞれ違う道を行くこと」
今回の議論を通じて「どう対応するのがいいのかな?」と考えた時に、ふとゴープリ最終回を思い出しました。
ゴープリの最終回は、夢を持つことの素晴らしさを説くフローラと、夢は叶わないと絶望を主張し続けたクローズとの最後のぶつかり合いが描かれました。
簡潔に言えば、夢 対 絶望の最後の戦い。
その際にフローラが出した答えが「夢を追い求め続ければ何度でも絶望は出てくるのだから、出てくる度に絶望と向き合う」といったものでした。
画像引用元:Go!プリンセスプリキュア 第50話(C)ABC-A・東映アニメーション
これは、フローラが敵側の存在(絶望)を消そうとするのではなく、いつでも存在すると認めたんですよね。
同時に、クローズもまた敵側の存在(夢)を消そうとするのではなく、その存在を認めた上で、その場から去ったんですよね。
なので、初代最強論争もゴープリ最終回のように、初代最強派と初代以外を推したい派は、事あるごとにお互い表に出てくるのだから、無理に消そうとしなくていいんじゃないかなと思うのです。
そう、出会ったら相手の意見や存在を認めつつ、「ごきげんよう」と別れればいい。
それができれば、実は平和なんじゃないかなと思います。
対応策② 魔法つかいプリキュア!のOP主題歌に学ぶ「その違いが素敵だということ」
もう一つは、私の人生訓にもなっている、まほプリOPのこれらの歌詞から。
ヤバイよ? 趣味バラバラ
ノリちぐはぐ 性格真逆
その違いが “素敵” だって
今なら言える
Dokkin◇魔法つかいプリキュア!
生まれた…国が違う
ギャグのツボや 文化が違う
でも2人が 手を繋げば
無敵ってワケ
Dokkin◇魔法つかいプリキュア!
人はね…みんな違う
愛し方や 痛みも違う
その違いが “素敵” だって
今なら言える
Dokkin◇魔法つかいプリキュア!
当たり前なんですけど、人って生まれも育ちも違いますし、性格も考え方も違うんですよね。
それを「自分と同じでなければ間違っている!」と考えるのって、争いを生むだけだと思うんですよね。
でも、まほプリの主人公のみらいとリコは、生まれた世界も文化も全く異なり、性格も間逆な感じでしたが、仲良く慣れました。
同じ「プリキュアが好き」という思いがあるのだとしたら、最強のプリキュアの考え方が違ってもいいんじゃないかなって思います。
意見の違いが “素敵” だって言えたら、素敵じゃありませんかね?
最後に ーそれでも、最強のプリキュアを議論するのは楽しいー
ということで、私の言いたいことは一通り述べましたので、今回のブログはこれにて終わりにします。
色々と書いてきましたが、なんだかんだ私は最強のプリキュアを議論するのって好きです(笑)
というのも、「最強」という言葉を切り口に、各シリーズの魅力を再発見できるからです。
それに、「戦う変身ヒロイン」というのは、間違いなくプリキュアの魅力の一つでもあるので、この議論はシリーズが続く限り、いや、プリキュアシリーズが終わっても私達の思い出の中にプリキュアが存在し続ける限りは永遠に存在するでしょう。
だったら、やっぱり楽しんだもん勝ちかなと思います。
とはいえ、自分以外の意見は認めなかったり、自分が最強だと思うプリキュアをディスったりする人が目立ってしまうと、やっぱり見てて不快になりますし、悲しいなと思います。
なので、議論する時はマナーよく、楽しんでいきましょう!!
最後に宣伝!
先週2月26日(水) に、初代の総集編のBlu-ray&DVDが発売されました!!
初代の魅力を再発見できると思いますので、是非みんなで見ましょう^^