プリキュアを見てあれこれ思ったこと

プリキュア歴12年目のファンが、プリキュアの感想などをあれこれ書いていくブログです

ヒーリングっど♥プリキュア(ヒープリ)第1話の感想 ―スタート!プリキュアオペレーション!目の前で困っている人を助ける覚悟なら、ある―

 のどか

「大丈夫。私はもう、走れる!」

 

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こんにちは、キュアまさPです。

 

今日からいよいよ始まりましたね、ヒーリングっど♥プリキュア!!

 

第1話、ワクワクしながら見させていただきました。


早速ですが、今回はヒーリングっど♥プリキュアの第1話の感想と考察を書かせていただきますね!

 

 

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ヒーリングっど♥プリキュア 第1話

『手と手でキュン!二人でプリキュア♥キュアグレース』

 

脚本:香村純子

演出:池田洋子

作画監督:爲我井克美

美術:西田 渚(渚:日の上に点)

 

 

新番組予告


新番組『ヒーリングっど♥プリキュア』ABCテレビ・テレビ朝日系列にて2月2日 日曜あさ8時30分~放送スタート!

 

 

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【3/31まで無料!】番組未視聴の方はYouTubeで第1話をチェック!! 

 

ヒープリの感想を書く前に、まずはお知らせ。

 

なんと、3月31日(火)までヒープリの第1話がYouTubeで無料公開されています!!

 

第1話を見ていない方は、是非こちらをチェックしてから感想をお読みくださいね^^

 

↓ ↓ ↓

 


ヒーリングっど♥プリキュア 第1話 「手と手でキュン!二人でプリキュア♥キュアグレース」期間限定配信!3/31(火)23時59分まで

 

 

 

新しい街、新たな出会いの予感

 

始まりは、主人公ののどかちゃんが新しい街へと引っ越してくるところからでした。

 

久しぶりに見た海にはしゃぐのどかちゃん。

 

果たしてどんな出会いがあるのか?

 

それにしても、

 

やすこ(のどかママ)

「やっと自由に走れるようになったんだから…」

 

新番組の開始数分でいきなり こんな意味深な言葉を聞くとは、夢にも思いませんでした。

 

のどかちゃんに一体どんな過去が…? 

 

 

 

一方、地球とは別世界(と思われる)ヒーリングガーデンでは、王女であるラテを守りつつ、人間のパートナ―を探すべくラビリン、ペギタン、ニャトラン3匹の妖精が人間界に旅立ちます。

 

テアティーヌ様

「あの子達を見守っていてね」

 

旅立ちを見送ったテアティーヌ様は、ある女性の石像を見つめていました。

 

おそらくですが、こちらは先代のプリキュアなのではないでしょうか?

 

後々的として現れるダルイゼンが言及していたように、プリキュアは遠い昔にもいたようなので、先代のプリキュアだと感じます。

 

OPの映像でも、この女性の石像の前にヒーリングステッキがトンでくるシーンがあることからも、そのように感じます。

 

 

 

オープニング主題歌『ヒーリングっど♥プリキュア Touch!!』

 

オープニング主題歌を歌うのは、安定の北川理恵さん。

 

前作のスタプリに引き続きオープニング主題歌を歌われています。

 

プリキュア4作品の主題歌を歌われているのは、ただただ凄い。

 

もう、北川さん無しでは絶対にプリキュアの歌の歴史は語れません。

 

にしても、北川さんの声の質がちょっと変わった気がしますが、とても元気のある良い曲です。

 

 

 

さて、肝心の歌の歌詞に注目すると、タイトル通り “ヒーリング” “癒やし” という言葉が目立ちます。

 

同時に、主題歌にも入っている “Touch” という言葉が目立ちます。

 

考えてみれば、タッチとは手と手の触れ合い。

 

そして、モチーフとなっているお医者さんがする医療行為、 “お手当て” を意味しているのかも知れませんね。

 

人と人とがタッチをすることで、相手の身も心もお手当する。

 

そんなプリキュアになるのかな、なんて思いました。

 

 

 

あと、映像を見て思ったのは、最後に病気に蝕まれた地球をプリキュアたち3人が歩いた後ろが、強制的にみどりが広がっていたところに衝撃を覚えましたね。

 

ヒープリは、問答無用で病気を癒やしていくのだろうか…?

 

 

 

親友たちとの運命の出会い

 

さて、新しい街の中を歩いていると、いきなり女の子にぶつかってしまったのどかちゃん。

 

ぶつかった相手は、後々プリキュアになるひなたでした。

 

 

ひなた

「えーっ、嘘、優しい!?

 メッチャいい人!!

 今度遊び来て!

 うちのジュースごちそうするし!!」

 

 

ひなたの元気なギャルっぽい感じがとてもいいなと思いました。

 

 

 

ひなたと別れ、のどかちゃんが重たい荷物を運ぶおばあさんのお手伝いをしに行くのと入れ替わる形で妖精サイドへ。

 

ラビリンが理想のパートナーとして「絶対に失敗しないお医者さんがいい!」と、ドクターXを挙げていたのに笑いましたw

 

弱気なペギタンは優しい人、適当なニャトランはノリのいい人がいいと言ってました。

 

その後、通りに飛び出て勧誘を始めるラビリン。

 

この積極性は評価できる。

 

頑張れ、ラビリン!!

 

 

 

おばあさんの手伝いをした後に、のどかはランニング中にシュシュを落としたちゆに会います。

 

ちょっとの距離を走っただけで息切れしてしまったのどかちゃん。

 

お母さんの台詞から推測するに、身体が弱いのでしょうね。

 

ちゆにシュシュを届けてから、緑豊かな公園へいくのどかちゃん。

 

のどかちゃん

「生きてる~~~って感じ~!」 

 

中学生が芝生で寝転んだだけでこの台詞。

 

「空気が美味しい!!」とかなら分かるけど、「生きてるって感じ」とは意味深でならないわ。

 

 

 

新たな敵、ビョーゲンズ現る! ー花寺のどかの重たい過去ー

 

のどかが公園を満喫している一方で、ビョーゲンズを名乗る敵、ダルイゼンが現れます。

 

そして、花のエレメントをメガビョーゲンへと変貌させてしまい、公園や周囲の自然を汚染していきます。

 

それに呼応するように、ラテの体調が悪くなります。

 

今までのプリキュアの妖精は、敵キャラの気配を感じることはできましたが、気配の感じ方が体調を崩すようになるって、ラテ辛すぎるわ…

 

そんなラテの容態を見かねたラビリンは、メガビョーゲンに特攻しにいきますが、無残にも散ります。

 

 

 

一方、のどかちゃんは住民の避難に協力します。

 

一段落したところで、犬を置いてきてしまった子供と母親を目にします。

 

そして、  

 

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画像引用元:ヒーリングっど♥プリキュア 第1話(C)ABC-A・東映アニメーション

 

のどか

「大丈夫。私はもう、走れる!」

 

 

ここまで言うとなると、のどかちゃんはもう過去に大きな怪我か病気をしたことがあるとしか思えなくなりますよね。

 

そして、なんとかラビリンたちとのどかちゃんは合流します。

 

弱りきっているラテをみて、のどかちゃんは思い出します。

 

病院で入院してた頃の自分を。

 

 

 

 

うわーーーーーっ!!

のどかちゃーーーん!!!

。・゚・(ノД`)・゚・。

 

 

 

 

 

うわーーーっ、重たい過去を持つ主人公を持ってきたのかよ、ヒープリは。

 

個人的に、重たい過去を持つ主人公といえば、2作前のはぐプリの主人公のはなを思い出しましたが、のどかちゃんはある意味それ以上に辛い過去を持つ主人公だったなんて。

 

それでも、

 

のどか

「決めたじゃない。

 今度は、私の番…!!」

 

と、強い意志を持った女の子だなんて。

 

大きな病気を乗り越えるために両親をはじめ沢山の人達に助けてもらったのどかちゃん。

 

そして、回復した今、今度は自分が人を助ける番だと。

 

だからこそ、重たい荷物を持った道行くおばあちゃんとかも助けていたんですね。

 

 

 

泣ける。

 

 

泣けますわ。

 

 

泣けますわーーーっ!!!

 

 

 

 

スタート!プリキュアオペレーション!! ー目の前で困っている人を助ける覚悟なら、あるー

 

ラテとラビリンの元に駆け寄ってきたのどかちゃん。

 

ラテを助けたいと願ったときののどかちゃんとラビリンの会話がしびれました。

 

 

ラビリン

「のどか、本当にあいつに立ち向かう勇気はあるラビ?」

 

のどか

「この子を助けられるなら、いくらでも」

 

 

のどかちゃんは大病を患ったことで、ある意味では生きることや人を助けることへの覚悟が決まっていたのでしょうね。

 

今までのプリキュアは、目の前の妖精たちを助けたいという一心で変身した子たちばかりでしたが、のどかちゃんは背景からして違いました。

 

1話にして、これほど力強い覚悟を持った主人公が出てくるなんてね。

 

 

 

そして、ラテを救うために、のどかちゃんはラビリンと心を合わせて変身します。 

 

ラビリン

「スタート!」

 

のどか

プリキュアオペレーション!!」

 

キュアグレース&ラビリン

「重なる2つ花!キュアグレース!!(ラビッ!!)」

 

 

ヒープリのモチーフは “地球のお医者さん” ということで、最初に白衣を来て変身するのが良かったですね。

 

 

 

そして、プリキュアは古にしかいなかったはずと、この変身に驚いたダルイゼン。

 

しかし、気を取り直して戦いが始まります。

 

敵の攻撃を回避するために、街が一望できるぐらいに高くジャンプしていたのは、見ていて爽快でしたね。

 

そして、その落下の意気を勢いから踵落としを決めるグレース。

 

とても初めての戦闘とは思えない。

 

のどかちゃん、過去に格闘技とかに憧れてた??(笑)

 

 

 

その後、キュアスキャンをして花のエレメントの在り処を見つけます。

 

花のエレメントを助けるべく必殺技を放ちます。

 

キュアグレース

プリキュア!ヒーリングフラワー!!」

 

キュアグレース&ラビリン

「お大事に」

 

 

必殺技を決めた後に「お大事に」っていうのがお医者さんって感じでいいですね。

 

それと、戦闘が終わった後にプリキュアになれたことにはしゃいでいたのどかちゃんが可愛かったです。

 

しかし、ラテの体調を崩した原因であるメガビョーゲンを浄化しても、体調が戻りません。

 

…が、そこで救った花のエレメントの力を借りて、ラテは元気になりました。

 

ラテが元気になったところで、遅れながら話す妖精たちに驚くのどかちゃん。

 

どこか抜けているのもまた、彼女の魅力なのかも知れませんね。

 

これから、のどかちゃんがどのような活躍をするのかが、楽しみです。

 

 

 

 

とても明るい曲で、優しい感じの歌声の今季エンディング主題歌でした。

 

相変わらずCG映像は進化していますね。

 

もう、アニメ本編を全部CCで作っても誰も違和感がないぐらい、キャラの完成度は高いですね。

 

あと、背景が日中から夜になる一日中での動きに加え、サビの部分から四季の移ろいへと変わります。

 

春、夏、秋、冬、春と、巡り巡る背景も美しいなと思い見ていました。

 

個人的には、カラフルな衣装のプリキュアたちを見ると、春や夏などが似合うと思っているのですが、なんか雪が降る地球の冬の景色さえも楽しもうとするのがいいなと思っていました。

 

陽の時期だけでなく、陰の時期も認めているのがいいなって思いました。

 

 

 

一先ず、このブログを書くまでに20回はリピートしました(笑)

 

いや、マジ好きだわ、この曲。

 

 

 

最後に ー『ヒーリングっど♥プリキュア』に期待したいことー 

 

ヒープリの第1話を見て、私が作品に期待したいことは、大きく2つあります。

 

 

① “生きること”  “生命の尊さ” をどう描くのか?

 

第1話で、いきなり主人公ののどかちゃんが過去に大病を患っていたことが明らかとなりました。

 

そして、何より印象的だったのは、のどかちゃんの下記の台詞でした。

 

 

のどかちゃん

「生きてる~~~って感じ~!」 

 

のどか

「大丈夫。私はもう、走れる!」

 

 

のどか

「決めたじゃない。

 今度は、私の番…!!」

 

 

ただただ、生きることへの純粋に喜びを感じるのどかちゃん。

 

そして、生かされてきたことで、誰かを助けたい(生かしたい)という強い思いが芽生えたのどかちゃん。

 

生きるって、本当は大変なことなのかもしれません。

 

生きるって、本当は奇跡的なことなのかもしれません。

 

そして、生きることの喜びを真に知っている人であれば、人のことを思いやれる人になれるのかもしれません。

 

 

そんな背景を持ったのどかちゃんという主人公が、どのように生きることや生命と向き合い、プリキュアとして活躍してどのように成長していくのか?

 

そこが見どころかなと思ってたりします。

 

 

② “病気” との付き合い方、決着の仕方

ヒーリングっど♥プリキュアで、もう1つ気になったのは敵であるビョーゲンズのことです。

 

私がプリキュアシリーズを愛している理由の一つは、敵のことも理解し、彼らとの和解などをしてきたことにあります。

 

前作のスタプリでは、ひかるたちプリキュアは、宙の支配を目論むノットレイダーたちの背景を理解し、分かり合ってきました。

 

これは、ノットレイダーが故郷の星を奪われた被害者だったからこそ、ひかるたちもその心情に共感して寄り添いたいと願った結果でもありました。

 

 

 

ところが、今回のヒープリの敵であるビョーゲンズは「地球を蝕む病気たち」です。

 

病気というのは、人間からしたら健康を害し、時に生命を奪うものであるため、絶対悪以外の何物でもないと思います。

 

でも、その病気たちにも意思があるのだとしたら、それは和解し、共存を目指すべきなのか?

 

それとも、病気であるのならば情け容赦なく、根絶するしかないのか??

 

正直、全く読めません。

 

 

 

でも、「病気」という文字が表すように、『病は気から』という言葉があって、病の原因である気とは、人の気持ちや感情の揺れに起因するものであると私は考えています。

 

そうした気持ちや感情に寄り添い、ヒーリング、癒やすことで病をなくすというのであれば、病気との共存と言うか、病気の元となる気を改善することはできるのかなとも思ったりしています。

 

…とまぁ、色々と書いてきましたが、とにかく読めない。

 

もちろん、ビョーゲンズを一方的に退治するだけでもいいのですが、それでもそこに至るまでの過程が現段階では全く想像できないんですよね。

 

その辺りがどのように語られて、一年後にどのように決着するのか?

 

うーむ、ワクワクが止まらない!!

 

 

 

 

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そんな感じで、今回のヒープリ第1話の感想・考察を終えたいと思います。

 

次週はいきなり、ラビリンとのどかちゃんがパートナーを解消するかもしれない!?というお話。

 

ドクターXじゃない嫌だというラビリンに対して、のどかちゃんがどのように接していくのかが楽しみですね。

 

 

早くも来週が待ち遠しいわ~☆