プリキュアを見てあれこれ思ったこと

プリキュア歴12年目のファンが、プリキュアの感想などをあれこれ書いていくブログです

プリキュアの初代最強論争について思うこと ー対応策はゴープリ最終回とまほプリOPに学べ!!ー

どうも、こんにちは!

キュアまさPです。

 

最近、ツイッター上で気になる話題が出てきました。

 

それがプリキュアの初代(キュアブラックキュアホワイト)最強論争」です。

 

 

f:id:masa_precure:20200303173834j:plain

 画像引用元:東映アニメーション

 

 

これについて今回、私が個人的に思うことを書き連ねて行きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

初代最強論争を考えるに至った経緯

 

ことの発端は、私もTwitterでフォローさせていただいているアッシュさんのこのようなツイートからでした。

 

 

 

 

大人のプリキュアファンの中で、プリキュアの格ゲーとか対戦ゲームとかを希望される方って多いと思うので、このような妄想は楽しいなと思っています。

 

ただ、アッシュさんのこのツイートのオチに、ふたりはプリキュア(以下、初代)のキュアブラックキュアホワイトが最強であるというような結論があったことで、色々と議論になったようです。

 

というのも、プリキュアをあまり知らないけれども初代だけは知っている大人からすれば、初代の力強く迫力ある徒手空拳によるアクションから「初代最強!」と言いたくなる人が多いのです。

 

一方、初代以外にも長年プリキュアを見続けてきたファンからすれば、「初代以外にも強いプリキュアはいるし、みんな魅力的なんだ!」と、初代以外のプリキュアの魅力を伝えたくなる人も多いのです。

 

このように異なる背景を持った人たちが異なる意見を言えば、当然ぶつかるわけで、酷いときには貶し合いになったりもします。

 

そういう議論って、傍目から見てて非常にもったいないなと思ったので、私なりに意見をお伝えしたくてこのブログを書いた次第であります。

 

 

 

公式側の最強のプリキュアに関する見解

 

私が知る限りにおいてですが、プリキュアの公式側で「強いプリキュアは?」という疑問に対する明快な答えが10年以上前に出ているんですよね。

 

それが、こちらです!!

 

↓ ↓ ↓

 

 

 

以上2点、映画プリキュアオールスターズDX パンフレット「プリキュアなんでもランキングゥ〜!?」より撮影

 

 

こちらは、映画プリキュアオールスターズDX パンフレットにかかれていた文言です。

 

オールスターズDXは2009年3月20日公開なので、もう10年以上前に答えが出ていたんですよね。

 

 

 

そうなんです。

 

 

プリキュアはみんなで力を合わせた時がいちばん強いんです!!

 

 

 “最強” なんです!!

 

 

だから、「最強のプリキュアって誰?」と聞かれたら、プリキュアは、みんなで力を合わせた時が最強!』と答えれるのが正解なんですよね。

 

 

以上!!(笑)

 

 

 

 

初代最強論争についての私の意見

 

前記した公式側の見解だけで終わっても良かったんですが、初代最強論争についての私なりの意見も述べたいので、ブログをもう少し書きます。

 

プリキュアは今年で17年目で、老若男女問わず様々なファンの方がいらっしゃいます。

 

そして、子供の頃に初めてプリキュアを見て育った大人の人も増えてきているので、一番最初に見た思い入れの強いプリキュアが最強であると言いたくなる人もいると思います。

 

そのため、私としてはどのプリキュアが最強でもいいと思っているんですよね。

 

 

 

それこそ、本気で「初代最強!」と言いたい人はそれでいいと思いますし、私もそれに共感できる部分はあります。

 

やっぱり、武器を持たずに己の身体一つで立ち向かっていった初代の力強さには惹かれるものがありますからね。

 

(とはいえ、初代にもパワーアップアイテムはあったので、全く武器を持たないかといえば違う気もしてはいます)

 

他にも、初代以外のプリキュアだって強いので、そのプリキュアが最強という人がいれば私は共感してしまうと思います。

 

 

 

そんな感じで、「どのプリキュアが最強か?」という議論を見た時には、候補に挙げられたプリキュアたちを見て「そのプリキュアも強いし、魅力的だよね!!」と楽しむのが一番いいんじゃないかなと思います。

 

 

 

一方で、やってはいけないこととしては、自分の意見以外のプリキュアを蔑んだり、ディスるような発言をすることです。

 

それは、言われた方の相手からしたらムカつきますし、逆に自分に対して言われたらムカつくと思うので、そうした発言は控えましょうね。

 

 

 

過去のプリキュアたちに学ぶ「自分と異なる意見にぶつかったときの対応策」

 

でも、こうした議論を見る度に思うことがあります。

 

「あなた達はプリキュアたちの戦いを見て、一体何を学んできたんだ?」と。

 

 

 

プリキュアの戦いって、意見や思想のぶつかり合いだと思うので、それぞれ異なる意見や思想とぶつかったときにどうすべきかって教えてくれていると思うんですよね。

 

なので、そうした歴代のプリキュアたちの活躍の中で、異なる意見や思想とぶつかったときの姿勢を見習った方がいいんじゃないかなと思います。

 

そこで今回、過去のプリキュアシリーズから、私がピンときた対応策を2点ご紹介させていただきます。

 

 

 

対応策① Go!プリンセスプリキュアの最終回に学ぶ「相手を認め、それぞれ違う道を行くこと」

 

今回の議論を通じて「どう対応するのがいいのかな?」と考えた時に、ふとゴープリ最終回を思い出しました。

 

ゴープリの最終回は、夢を持つことの素晴らしさを説くフローラと、夢は叶わないと絶望を主張し続けたクローズとの最後のぶつかり合いが描かれました。

 

簡潔に言えば、夢 対 絶望の最後の戦い。

 

その際にフローラが出した答えが「夢を追い求め続ければ何度でも絶望は出てくるのだから、出てくる度に絶望と向き合う」といったものでした。

 

 

f:id:masa_precure:20200303171548j:plain

 

f:id:masa_precure:20200303171617j:plain

 

f:id:masa_precure:20200303171640j:plain

 

f:id:masa_precure:20200303171706j:plain

 

f:id:masa_precure:20200303171734j:plain

 

f:id:masa_precure:20200303171800j:plain

 

 画像引用元:Go!プリンセスプリキュア 第50話(C)ABC-A・東映アニメーション

 

 

これは、フローラが敵側の存在(絶望)を消そうとするのではなく、いつでも存在すると認めたんですよね。

 

同時に、クローズもまた敵側の存在(夢)を消そうとするのではなく、その存在を認めた上で、その場から去ったんですよね。

 

 

 

なので、初代最強論争もゴープリ最終回のように、初代最強派と初代以外を推したい派は、事あるごとにお互い表に出てくるのだから、無理に消そうとしなくていいんじゃないかなと思うのです。

 

そう、出会ったら相手の意見や存在を認めつつ、「ごきげんよう」と別れればいい。

 

それができれば、実は平和なんじゃないかなと思います。

 

 

 

対応策② 魔法つかいプリキュア!のOP主題歌に学ぶ「その違いが素敵だということ」

 

もう一つは、私の人生訓にもなっている、まほプリOPのこれらの歌詞から。

 

 

ヤバイよ? 趣味バラバラ

ノリちぐはぐ 性格真逆

その違いが “素敵” だって

今なら言える

 

Dokkin◇魔法つかいプリキュア!

(作詞:森雪之丞 作曲:奥村愛子 歌:北川理恵)より

 

生まれた…国が違う

ギャグのツボや 文化が違う

でも2人が 手を繋げば

無敵ってワケ

 

Dokkin◇魔法つかいプリキュア!

(作詞:森雪之丞 作曲:奥村愛子 歌:北川理恵)より

 

人はね…みんな違う

愛し方や 痛みも違う

その違いが “素敵” だって

今なら言える

 

Dokkin◇魔法つかいプリキュア!

(作詞:森雪之丞 作曲:奥村愛子 歌:北川理恵)より

 

 

当たり前なんですけど、人って生まれも育ちも違いますし、性格も考え方も違うんですよね。

 

それを「自分と同じでなければ間違っている!」と考えるのって、争いを生むだけだと思うんですよね。

 

 

 

でも、まほプリの主人公のみらいとリコは、生まれた世界も文化も全く異なり、性格も間逆な感じでしたが、仲良く慣れました。

 

同じ「プリキュアが好き」という思いがあるのだとしたら、最強のプリキュアの考え方が違ってもいいんじゃないかなって思います。

 

意見の違いが “素敵” だって言えたら、素敵じゃありませんかね?

 

 

 

最後に ーそれでも、最強のプリキュアを議論するのは楽しいー

 

ということで、私の言いたいことは一通り述べましたので、今回のブログはこれにて終わりにします。

 

色々と書いてきましたが、なんだかんだ私は最強のプリキュアを議論するのって好きです(笑)

 

というのも、「最強」という言葉を切り口に、各シリーズの魅力を再発見できるからです。

 

それに、「戦う変身ヒロイン」というのは、間違いなくプリキュアの魅力の一つでもあるので、この議論はシリーズが続く限り、いや、プリキュアシリーズが終わっても私達の思い出の中にプリキュアが存在し続ける限りは永遠に存在するでしょう。

 

だったら、やっぱり楽しんだもん勝ちかなと思います。

 

 

 

とはいえ、自分以外の意見は認めなかったり、自分が最強だと思うプリキュアをディスったりする人が目立ってしまうと、やっぱり見てて不快になりますし、悲しいなと思います。

 

なので、議論する時はマナーよく、楽しんでいきましょう!!

 

 

 

最後に宣伝! 

 

  

 

 

 

先週2月26日(水) に、初代の総集編のBlu-ray&DVDが発売されました!!

 

初代の魅力を再発見できると思いますので、是非みんなで見ましょう^^

ヒーリングっど♥プリキュア(ヒープリ)第4話の感想 ―かわいいは全てに勝る―

今週のマイベストシーン

 

ニャトラン

「なぁひなた、オレと一緒にプリキュアになんないか?」

 

f:id:masa_precure:20200301055753j:plain

画像引用元:ヒーリングっど♥プリキュア 第4話(C)ABC-A・東映アニメーション 

  

 

 

こんにちは、キュアまさPです!

 

ついに、3人目のプリキュアのキュアスパークルが誕生し、ヒープリメンバー全員が揃いましたね!

 

そして、ひなたのキャラがメチャメチャ楽しかったですね。


そんなわけで、今回はヒーリングっど♥プリキュアの第4話の感想を書かせていただきます!

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

ヒーリングっど♥プリキュア 第4話

『カワイイ!なりたい!キュアスパークル誕生』

 

脚本:香村純子

演出:中村亮

作画監督:仲條久美 アリス・ナリオ

美術:李 凡善

 

番組予告


ヒーリングっど♥プリキュア 第4話予告 「カワイイ!なりたい!キュアスパークル誕生」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

のとかの初めてのお友達

 

冒頭、のどかちゃんの家に訪ねてきたちゆを、のどかちゃんはいきなり部屋に連れ込みます。

 

のどかちゃん、大胆ですね(笑)

 

部屋に招き、調子の悪いラテのことを相談したところ、ちゆは動物病院に連れて行くことを提案。

 

その際、近所の動物病院がひなたの家であることを知ります。

 

 

今週ののどかちゃん4選 その1

f:id:masa_precure:20200229183929j:plain
画像引用元:ヒーリングっど♥プリキュア 第4話(C)ABC-A・東映アニメーション

 

ひなたの実家が動物病院と知り、驚くのどかちゃん。かわいい!

 

 

一方、のどかちゃんの部屋にいないニャトランは、今日も変わらずパートナー探しをしに街にいます。

 

ニャトランの妖精ながらの積極性、めっちゃ評価できます。

 

しかし、街行く人に声をかけても見向きもされないニャトランは、バス停で1人騒がしく過ごしているひなたを発見。

 

ひなたが落としたリップクリームを拾い、それを届けるニャトラン。

 

運良くひなたに届けられますが、ひなたに頬ずりされたことで言葉を喋ってしまいます。

 

いきなりの正体バレ。

 

大丈夫か、ニャトラン?

 

  

 

場面は切り替わって、ビョーゲンキングダム。

 

プリキュアが2人になったことを報告して鼻を鳴らすシンドイーネさん、間違いなく可愛い。

 

もちろん、私としてはのどかちゃんの方が可愛いですが、認めざるを得ない可愛さです。

 

これはもはや、ビョーゲンキングダムではなく、シンドイーネクイーンダムに改変したほうがいいのでは?(笑)

 

まだ、プリキュアに会ったことのないグアイワルは、プリキュアに興味津々です。

 

キングビョーゲンに対して、シンドイーネが朝の挨拶をしているのがいいですよね。

 

 

 

 

衝撃!しゃべれる猫の登場

 

動物病院で面倒を見てもらったラテ。

 

のどかちゃんたちが獣医さんであるひなたのお兄さんと話していたところ、ひなたが「しゃべる猫発見!!」と騒がしく乱入してきます。

 

なんとかごまかしつつ、ひなたのお姉さんがやってる隣のカフェに行きます。

 

そこで出されたフルーツジュースのグミトッピングに、のどかちゃんは感激します。

  

 

今週ののどかちゃん4選 その2

f:id:masa_precure:20200229183942j:plain

画像引用元:ヒーリングっど♥プリキュア 第4話(C)ABC-A・東映アニメーション

 

グミトッピングされたフルーツジュースに感激するのどかちゃん。超かわいい!!

 

 

いや、もうね、のどかちゃんがジュースを飲むこの一連のシーンは、超可愛いんですよ!!!(笑)

 

このシーンを見れただけで、この一週間頑張れましたよ、私は(笑)

 

どこを切り取っても可愛いシーンなので、「今週ののどかちゃん4選」を全部このシーンにしてしまおうかと本気で悩むぐらいに可愛いので、未視聴の人は是非見てください!!!

 

 

ところで、ひなたがニャトランのことを話していたところ、ニャトランが大胆な告白をします。

 

ニャトラン

「俺の名前はニャトラン!」

 

ひなた

「ニャトラン、なんでしゃべれるの?」

 

ニャトラン

「それが分からないんだ。

 生まれたときから俺だけしゃべれてさ」

 

 

 

猫なのに、猫をかぶっているニャトラン(笑)

 

 

 

ラビリンたちも驚いていましたが、プリキュア17年の歴史の中で妖精がこのように接するのは初めてだったのでビックリしました。

 

でも、機転がきき、度胸のあるニャトランは今までの妖精とは違うタイプなので、私としては大変評価しています。

 

ニャトラン、今後も頑張れ!!

 

 

 

その後、ニャトランは自分のことを秘密にしてほしいとひなたに伝えたところ、これまた予想を裏切る発言が。

 

 

ひなた

「もちろんだよ!

 ってか、最初からそのつもり(秘密にするつもり)だし!

 だって、見世物にされたらかわいそうじゃん?」

 

 

ひなたは一見すると超テンションの高いコギャルなんですけど、のどかちゃんも言っている通り、根は真面目ですごくいい子なんですよね。

 

そんなひなたをジッと見つめていたニャトランは、ひなたのことを評価し始めたように見えました。

 

 

 

ちゆに指摘されたことで、 ひなたは友達との誘いを思い出して3人で隣町のショッピングモールに行くことに。

 

 現地についても友達と連絡がつかず落ち込むひなた。

 

そこでひなたは自身が目の前のことでいっぱいになってすぐに他のことを忘れてしまうと告白します。

 

でも、それに対して説明すると申し出るニャトランとちゆたちに、ひなたは元気になります。

 

 

 

かわいいは全てに勝る

 

ひなたの友達であるりなぽんたちが洋服屋でショッピングを楽しんでいるころ、グアイワルがやってきてメガビョーゲンを召喚します。

 

 ってか、メガビョーゲンは生き物でなくても召喚できるのか。

 

むしろ、(光の)エレメントさんが無機物である鏡にも宿ってるんですね。

 

 

 

メガビョーゲンの出現を察知したのどかちゃんたち。

 

ひなたを遠ざけるためにニャトランが誘導します。

 

 

ニャトラン

「ひなた!あっちの方が怪しいぜ。

 俺の勘は当たるんだ」

 

 

ニャトラン、本当に機転がきくわ。

 

マジ有能だわ! 

 

 

 

でも、ショッピングモールの中央広場でメガビョーゲンを見かけてしまうひなた。

 

友達と再会しても、のどかちゃんたちのことが気になると2人を探しに行きます。

 

ひなたは自身で述べていたように目の前のことで一杯一杯になってしまうところがありますが、正義感や優しさで動けるので本当に良い子だと思います。

 

そんなひなたを見ていたニャトランも自身の中に何かを感じます。

 

 

 

 一方、メガビョーゲンたちの前にやってきたのどかちゃんたち。

 

 

今週ののどかちゃん4選 その3

f:id:masa_precure:20200229184000j:plain

画像引用元:ヒーリングっど♥プリキュア 第4話(C)ABC-A・東映アニメーション

 

メガビョーゲンに立ち向かうのどかちゃん。キリッとした中にもかわいさがあります。

 

 

そこにひなたもやってきます。

 

その際、ニャトランがひなたにのどかちゃんたちがいることを指摘します。

 

ここでわざとニャトランがのどかちゃんたちの存在を明らかにしなかったことで、ひなたをパートナーに引き入れようとしていたのかもしれませんね。

 

 

 

変身してメガビョーゲンとの戦いが始まります。

 

今回のメガビョーゲン、鏡が元になっているだけにプリキュアの技を跳ね返す厄介な敵です。

 

苦戦しているグレースたちは、ひなたの存在に気が付きます。

 

 

 

 放課後、ちゆの実家である旅館沢泉にのどかちゃんは招待されます。

 

ペットも入れる温泉があるとか、珍しい温泉ですね。

 

のどかちゃんとの会話でちゆは「大好きで大切な場所だ」と応えます。

 

 

ニャトラン

「さぁ、ひなたはここからどう出るニャ?」

 

 

ニャトランが完全にひなたを試しています。

 

しかし、ひなたは予想を完全に裏切ります。

 

 

ひなた

「えーーーっ、かわいい!!」

 

ひなた

「えーーーっ、なになに!?

 メチャクチャかわいい!!

 どうやって着替えたの?

 魔法??

 誰デザイン???

 もう、超かわいいーーーっ!!」

 

 

この反応に、プリキュアたちはズッコケ、グアイワルはあっけに取られます。

 

いやー、ひなたの反応、マジで面白いわ(笑)

 

メガビョーゲンによる危険があるというのに、目の前のかわいいプリキュアに夢中になるとか、猪突猛進すぎだわひなた。

 

 

 

溶け合う二つの光!キュアスパークル

 

一瞬の隙をつかれ、プリキュアはメガビョーゲンにつかまってしまいます。

 

それが許せないと感じたひなたは、生身のままメガビョーゲンに立ち向かいますが、軽く吹き飛ばされます。

 

ひなたに駆け寄るニャトラン。

 

そこで、ひなたは自分のことよりニャトランのことを気遣います。

 

そのことに感銘を受けたニャトランはプリキュアに誘います。

 

 

ニャトラン

「なぁひなた、オレと一緒にプリキュアになんないか?」

 

f:id:masa_precure:20200301055753j:plain

画像引用元:ヒーリングっど♥プリキュア 第4話(C)ABC-A・東映アニメーション 

  

ニャトラン

「そう、お前の中の好きなものや、大切なものを、お前の手で、守るんだよ!

 ひなた、お前ならできる。

 ていうか、オレはお前と組みたい!!」

 

ひなた

「うん、分かった。

 やるよ、ニャトラン!」

 

 

のどかちゃんとちゆのときとは違い、今回は妖精側から変身を持ちかけます。

 

そのあたり、街に出てまでパートナーを探そうとしていたニャトランの積極性が垣間見えますよね。

 

そして、ヒーリングステッキが出現し、2人はキュアスパークルへと変身します。

 

変身途中、髪がほどけるひなたはちょっと大人っぽいなと思いました。

 

でも、後半は懐かしいあざとイエローなプリキュアでした。

 

最後に名乗る時に、ニャトランと一緒にニッっとする表情が好きです。

 

 

 

変身してテンションあがりまくりのスパークル

 

初戦闘なのにメチャメチャ戦えるのはファーストラックですよね。

 

メガビョーゲンを圧倒するスパークルは勢いでこんなことを言います。

 

 

スパークル

「さあ、一気に倒しちゃおう!!」
 

ニャトラン

「倒すんじゃない、浄化するんだ!」

 

 

プリキュアはあくまでも地球のお医者さん。

 

なので、戦って倒すのではなく、治療するという意味から浄化するというのです。

 

ここで「なんで “倒す” ではなく “浄化する” なんだろう?」と思って、浄化の意味を調べてみました。

 

 

浄化[名](スル)
1 きれいにすること。清浄にすること。
2 心身の罪やけがれを取り除くこと。社会の悪弊などを除いて、あるべき状態にすること。

引用元:コトバンク「浄化」(デジタル大辞泉の解説)

  

倒す[動サ五(四)]
2 (「殪す」「斃す」「仆す」とも書く)殺す。
3 勝負で相手を打ち負かす。打ち破る。

引用元:コトバンク「倒す」(デジタル大辞泉の解説)

 

 

なるほど、倒すと浄化の違いってこういうことかと。

 

考えてみれば、メガビョーゲンは元々エレメントさんがナノビョーゲンに取り憑かれて変質したものなんですよね。

 

だからこそ、倒すのではなく、浄化するが正しいということなんですね。

 

 

 

必殺技のヒーリングフラッシュも決めて無事にメガビョーゲンを浄化できました。

 

また、光のエレメントさんのおかげで、ラテも無事に元気になりました。

 

のどかちゃんたちはプリキュアをやっていて凄いと言ったひなたに対して、ニャトランがこれからも一緒にお手当しようと持ちかけ、ひなたは快諾します。

 

これで無事にプリキュアが3人揃いました。

 

めでたし、めでたし。

 

 

今週ののどかちゃん4選 その4

f:id:masa_precure:20200229184021j:plain

画像引用元:ヒーリングっど♥プリキュア 第3話(C)ABC-A・東映アニメーション

 

ひなたを受け入れるのどかちゃん。のどかちゃんの微笑み、かわいいです。

 

 

最後に、ひなたと一緒にお出かけする予定だった友達みなとりなと合流し、ひなたのお姉さんのカフェにジュースを飲みに行くことになりました。

 

 

 

 

最後に ーパートナーはお互いを補い合う存在ー

 

以上で、今回のヒープリ第4話の感想を終わりにします。

 

今回の話の主人公、ひなたは明るくメチャメチャ元気で、見ていてとても面白かったですね。

 

ひなたは、気になることがあると目の前のことでいっぱいになってすぐに他のことを忘れてしまうような猪突猛進な女の子ですが、その根底には「かわいいものが好き」という気持ちをはじめ、楽しさ、優しさ、正義感など、ポジティブな気持ちに溢れていました。

 

そんな元気な女の子のひなたに対して、パートナーのニャトランは同じように明るくノリの良い妖精ですが、一方で機転がきいたり、度胸があったりと、相手をよく見たりと賢い妖精なので、ひなたを良い感じにサポートできるんだろうなと感じました。

 

これからのひなたとニャトランの繰り広げるドタバタ劇が楽しみです。

 

 

 

さて、次回は性格もノリも全く合わないようなちゆとひなたのトラブル回となります。

 

果たして、2人はどのように仲を深めていくのか?

 

次回も楽しみです。 

ヒーリングっど♥プリキュア(ヒープリ)第3話の感想 ―自分で勇気を出せないなら、友達の勇気を分けてもらえばいい―

今週のマイベストシーン

 

ちゆ

「私はあなたより大きいから、少しは力になれると思う。

 もし勇気が足りないなら、私のを分けてあげる。

 大丈夫、私がいるわ」

 

f:id:masa_precure:20200216180503j:plain

画像引用元:ヒーリングっど♥プリキュア 第3話(C)ABC-A・東映アニメーション 

 

 

 

こんにちは、キュアまさPです!

 

今回、2人目のプリキュアのキュアフォンテーヌが誕生しましたね!

 

やっぱり、新しいプリキュアの誕生ってワクワクしました。


そんなわけで、今回はヒーリングっど♥プリキュアの第3話の感想を書かせていただきます!

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

ヒーリングっど♥プリキュア 第3話

『湧き上がる想い!変身!キュアフォンテーヌ』

 

脚本:香村純子

絵コンテ:志水淳児

演出:門 由利子

作画監督:美馬健二

美術:倉橋 隆 一瀬あかね

 

番組予告


ヒーリングっど♥プリキュア 第3話予告 「湧き上がる想い!変身!キュアフォンテーヌ」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

花寺のどかの朝は早い

 

冒頭、のどかちゃんがラビリンと一緒にランニングに出かけています。

 

今週ののどかちゃん4選 その1

f:id:masa_precure:20200216171222j:plain

画像引用元:ヒーリングっど♥プリキュア 第3話(C)ABC-A・東映アニメーション

 

のどかちゃん、ジャージ姿もかわいいです。

 

 

前回の終わりに、のどかちゃんは「私、ランニング始めるね!」と言っていたのに対して、すぐに実践しているところに好感が持てます。

 

運動する習慣(特に早朝ランニング)って作るのが大変だと思いますが、自分のやりたいこと(プリキュアになって地球をお手当する)をやるために必要なことと目的が明確な分、習慣化が出来上がりつつあるのだと思います。

 

目的意識、すごく大事。

見習わねば…。

 

そして、その様子を窓から見ていたペギタンは「僕も早くお手当てできるようにならなきゃペェ」とつぶやいていました。

 

 

 

キングビョーゲンは姿を表さない

 

場面は切り替わって、ビョーゲンキングダム。

 

キングビョーゲンに対して、シンドイーネが朝の挨拶をしているのがいいですよね。

 

というか、キングビョーゲンに一途なシンドイーネに、敵ながら好感を抱いていますし、同僚に対する仕草もイチイチ可愛らしいです。

 

3話目にしてファンが沢山いそうです。

(ただ、私はのどかちゃん一筋です(笑))

 

過去のプリキュアシリーズでも、ボスに対してここまで明確な好意を持っていた敵もいなかったと思うので、なんだか新鮮でした。

 

 

 

ただ、肝心のキングビョーゲンは、先代のプリキュアによって追いやられたため姿を表しません。

 

ダルイゼンによれば、キングビョーゲンはナノビョーゲンの集合体だそうで。

 

(ちなみに、ナノビョーゲンは幹部がメガビョーゲンを召喚する際に出しているあいつです)

 

これを実際の病気に例えるなら「がん細胞も一つじゃ怖くないけど、大量に発生すると死に至る病になる」といった感じがします。

 

ということは、ビョーゲンキングダムの住人(幹部)たちもナノビョーゲンの集合体なのでしょうかね?

 

もしくは、メガビョーゲンのようにナノビョーゲンに毒されてしまった人間とか。

 

ビョーゲンキングダムはまだまだ謎だらけです。

 

 

 

沢泉ちゆは、花寺のどかの行動が気になるお年頃

 

学校に登校してきたのどかが、クラスで怪物(メガビョーゲン)のことで話題が持ちきりです。

 

ひなたに話題を振られたのどかちゃんは知らないふりをしますが、それを不思議に思ったちゆが言います。

 

ちゆ

「花寺さんは見たんじゃない、怪物?」

 

今回の話の主役であるちゆが、のどかちゃんを疑いにかかっているところが面白かったですね。

 

おそらく、ちゆは少し気になったから聞いたのでしょうが、プリキュアのことを秘密にしたいのどかちゃんからしたらヒヤヒヤもんですよね…

 

過去にプリキュアの正体を掴もうとしてきたキャラは何人もいましたが、彼らと違うのはまだプリキュアという存在が知れ渡っていないことと、「プリキュアの正体を暴こう」という欲がないところですかね。

 

 

今週ののどかちゃん4選 その2

f:id:masa_precure:20200216174027j:plain

画像引用元:ヒーリングっど♥プリキュア 第3話(C)ABC-A・東映アニメーション

 

にしても、ちゆに疑われてビックリするのどかちゃんもかわいいです。

 

 

そして、さらに迷子になったラテを保護したちゆがのどかちゃんとの会話で、さらに疑問をぶつけます。

 

ちゆからしたら、空飛ぶ珍しい生き物であるラビリンたちのことを知りたいだけなんでしょうけどね。

 

 

今週ののどかちゃん4選 その3

f:id:masa_precure:20200216174605j:plain

画像引用元:ヒーリングっど♥プリキュア 第3話(C)ABC-A・東映アニメーション

 

必死にごまかすのどかちゃんもかわいいです。

 

 

 

 放課後、ちゆの実家である旅館沢泉にのどかちゃんは招待されます。

 

ペットも入れる温泉があるとか、珍しい温泉ですね。

 

のどかちゃんとの会話でちゆは「大好きで大切な場所だ」と応えます。

 

 

 

臆病なペギタンの憂鬱

 

ちゆが着替えている間に、ラビリンとペギタンたちが温泉に入ります。

 

そんな中で、ペギタンは自身の悩みを打ち明けます。

 

ペギタン

「僕は何もできてないペェ。

 パートナーも探しに行けないし、

 ラテ様のお世話もちゃんとできないペェ」

 

 

ペギタンはなんだか自信なさげな妖精ですけど、ラビリン同様正義感を持った妖精です。

 

ただ、ニャトランのようにパートナーを探しに行く勇気がありません。

 

ペギタンは元から臆病な性格なのでしょうけど、第1話で人間たちに追い回されたことがトラウマになってしまったのだと思います。

 

勇気を出すって、難しいですよね…。 

 

勇気のない人は、一体どうやって勇気を出せばいいんでしょうかね?

 

 

 

自分で勇気を出せないなら、友達の勇気を分けてもらえばいい

 

ラテの具合が悪くなったことから、のどかちゃんと妖精たちはメガビョーゲンたちを探しに行きます。

 

同時に、温泉のお湯に異変を感じた番頭さん(川井さん)と共に、ちゆは温泉の源泉の方へと足を運び、先にメガビョーゲンを発見してしまいます。

 

そのため、のどかちゃんのキュアグレースへの変身を見られてしまいました。

 

その後、グレースとメガビョーゲンの戦闘が始まり、ちゆに流れ弾が当たりそうになったところを身体を張ってグレースは守ります。

 

ただ、このダメージが尾を引き、グレースは苦戦。

 

 

 

その様子を見ていたペギタンはおどおどしてしまいます。

 

そんなペギタンを見つけたちゆは、ペギタンに話しかけ戦えるのかどうかを聞きます。

 

 

 

 それで、

 

ここからの一連の会話が素晴らしいんですよね、本当!!

 

 

ペギタン

「自信ないペエ…

 ラビリンでも苦戦しているのに、

 こんな僕の力じゃ君を危ない目に合わせるだけペエ」

 

ちゆ

「怪物は、私も怖いわ。

 でもそれ以上に、大切なものを守りたいの。

 どうしても守りたいの!

 あなたは?」

  

ペギタン

「守りたいペエ…」

 

ちゆ

「私はあなたより大きいから、少しは力になれると思う。

 もし勇気が足りないなら、私のを分けてあげる。

 大丈夫、私がいるわ!」

 

f:id:masa_precure:20200216180503j:plain

画像引用元:ヒーリングっど♥プリキュア 第3話(C)ABC-A・東映アニメーション 

 

 

 

なんというか、

 

 

ちゆのペギタンの受け止め方が凄くいいですよね!!

 

 

マジでいい!!!(笑)

 

 

 

臆病なペギタンに対して、まず「怪物は、私も怖いわ」と共感しているもの良いですし、自信なさげに「守りたいペエ…」というペギタンに対して微笑み返してあげるところも良いんですよね!

 

 

 

私自身、決して勇気のある人間ではないので、臆病なペギタンな気持ちも分かります。

 

臆病な人間が勇気を出して何かをするのって、本当に大変なんですよね。

 

でも、そんな臆病なペギタンに対して、ちゆがかけてあげた言葉が「もし勇気が足りないなら、私のを分けてあげる」なんですよね。

 

「勇気を出して!お願い!!」とペギタンに無理矢理勇気を促すんじゃなくて、ちゆが勇気を分けるというのが、受け手側のペギタンにとってはとても安心感のある言葉で、とても受け入れやすかったんですよね。

 

自分で勇気を出せなくても、友達の勇気を分けてもらえば踏み出せる。

 

そんな勇気の出し方、というか、一歩の踏み出し方を示したちゆはとても素敵ですし、そんな物語を提示してくれるプリキュアがやっぱり好きだなぁと思いました。

 

 

 

交わる2つの流れ!キュアフォンテーヌ

 

そして、ペギタンと心を合わせて変身したちゆ。

 

 のどかちゃんの変身を見ていたので、変身もお手の物です(笑)

 

にしても、変身シーンがとても美しかったですね。

(私、白衣を羽織るところが好きです)

 

それと、フォンテーヌはお姉さん風なデザインがいいですよね。

 

やっぱり青キュアといったら美人系ですよね!

(とはいえ、マリンやプリンセス、ジェラートのような元気な感じの青キュアも好きなんですが)

 

 

 

フォンテーヌが鮮やかにメガビョーゲンを攻撃し、キュアスキャンもお手の物。

 

必殺技のプリキュアヒーリングストリームも決まり、無事メガビョーゲンを浄化できました。

 

 

 

その後、のどかちゃんとちゆは、ハート型の灯台に行きます。

 

そこで、ペギタンは勇気を出して、ちゆにパートナーとなってほしいと伝え、無事にパートナーとなりました。

 

そして、流れでちゆはのどかちゃんのことを名前呼びします。

 

おそらくちゆは、のどかちゃんの大切なこと(プリキュア)を知り、その秘密を共有したらこそ、無意識に仲の良い友達にしかしない名前呼びをしたのでしょうね。

 

 

今週ののどかちゃん4選 その4

f:id:masa_precure:20200216185558j:plain

画像引用元:ヒーリングっど♥プリキュア 第3話(C)ABC-A・東映アニメーション

 

名前呼びされて喜ぶのどかちゃんもかわいいです。

 

 

 

ちゆは今回の話の前半でのどかちゃんを疑っていたときもそうですが、無意識に思っていることを自然に言ってしまう女の子なのかもしれないなと思いました。

 

これは、表裏のない性格といえば聞こえがいいですが、時に無意識に人を傷つける可能性もあるので、今後この性格が元となるトラブルが起こらないことを願っています。

 

 

 

最後に ープリキュアは、自分の大切なものを守るためになるものー

 

以上で、今回のヒープリ第3話の感想を終わりにします。

 

今回の話、臆病なペギタンと優しく芯のあるちゆがパートナーとなったのは素敵でしたね。

 

 

 

ところで、今回のちゆの変身までの経緯を見ますと、のどかちゃん同様、自らの大切なものを守るためにプリキュアに変身したことに気が付きました。

 

のどかちゃんは第1話で「決めたじゃない。今度は、私の番」と、自らの信念を守るために変身し、ちゆは今回、自分が大好きな実家の温泉を守るために変身しました。

 

スタプリでは5人とも「フワを守りたい!」と変身していましたが、ヒープリでは異世界に住む妖精を守るためではなくて、自分たちの大切なものを守るために変身していたんですよね。

 

もともと、プリキュアは自分たちの日常を守るために変身して戦うものであるので、こ原点に立ち返っている気がしていいなと思いました。

 

 

 

 …が、次回のサブタイトルが「カワイイ!なりたい!キュアスパークル誕生」となってるので、「変身の動機が自分の大切なものを守りたい」という気持ちではなく、憧れの気持ちやワクワクの気持ちから変身するのかもしれませんね。

 

ここまでのひなたの言動や振る舞いを見てみると、ノリと勢いで変身しちゃいそうですし。

 

でも、 そういう理由で変身するプリキュアがいてもいいのかなと思いました。

 

次回のひなたの変身も楽しみです。

ヒーリングっど♥プリキュア(ヒープリ)第2話の感想 ―本音を伝え合い、真に重なる2つの花―

今週のマイベストシーン

 

のどか

「わたしは運動得意じゃないけど、お手当てだけは…、プリキュアだけは、何があってもがんばるから!」

 

f:id:masa_precure:20200222205328j:plain

 画像引用元:ヒーリングっど♥プリキュア 第2話(C)ABC-A・東映アニメーション

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  

 

こんにちは、キュアまさPです。

 

今回のヒープリの第2話も楽しく見させていただきました。

 

もう、のどかちゃんがかわいいのなんの(笑)

 

そして、のどかちゃんとラビリンが本音を伝え合って絆を育むシーンとか最高でしたね!


そんなわけで、今回もヒーリングっど♥プリキュアの第2話の感想と考察を書かせていただきますね。

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

ヒーリングっど♥プリキュア 第2話

『パートナー解消!?わたしじゃダメなの?』

 

脚本:香村純子

絵コンテ:やしろ駿

演出:村上貴之

作画監督下谷美保

美術:今井美紀

 

 

第2話予告


ヒーリングっど♥プリキュア 第2話予告 「 パートナー解消!?わたしじゃダメなの?」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

【3/31まで無料!】番組未視聴の方はYouTubeで第2話をチェック!! 

 

ヒープリの感想を書く前に、まずはお知らせから。

 

ヒープリの第1話に続いて、第2話も3月31日(火)までYouTubeで無料公開されています!!

 

まだまだヒープリを追いかけることができますので、第1話・第2話を見ていない方は、是非こちらを視聴してから感想をお読みくださいね♪

 

↓ ↓ ↓

 


ヒーリングっど♥プリキュア 第2話 「パートナー解消!?わたしじゃダメなの?」期間限定配信!3/31(火)23時59分まで

 

 

 


ヒーリングっど♥プリキュア 第1話 「手と手でキュン!二人でプリキュア♥キュアグレース」期間限定配信!3/31(火)23時59分まで

 

 

 

ラテと一緒の新生活

 

冒頭、のどかちゃんは出会ったばかりのラテを飼いたいと両親にお願いします。

 

第1話にて、お父さんが「犬でも猫でも飼えちゃうぞ」と言っていましたが、娘がいきなり犬を拾ってきたらそりゃ驚きますよね。

 

でも、ちゃんと飼い主を探すことを条件に、ラテを飼うことが許されました。

 

良かったね、のどかちゃん!!

 

 

 

場面は切り替わって、ビョーゲンキングダム。

 

プリキュアの出現に驚くキングビョーゲン。

 

キングビョーゲンが倒されたというグアイワルに対して、シンドイーネが「バカバカバカバカ!!キングビョーゲン様は倒されていませーん!!」とグアイワルの胸をポカポカ殴るのがめちゃカワイイです。

 

これ、シンドイーネにハートを奪われる人、沢山いるのでは??

 

のどかちゃんがいなければ、私も危うくやられるところでした(笑)

 

一先ず、キングビョーゲンは三幹部に対して、地球を蝕むようにと命令します。

 

 

 

 

のどかちゃんの部屋で、早速ラテのお世話が始まりました。

 

ラテのご飯が出て聞いたヒーリングルームバッグに、のどかちゃんは驚きます。

 

 

ヒーリングっどプリキュア ラビリンのヒーリングルームバッグ

ヒーリングっどプリキュア ラビリンのヒーリングルームバッグ

  • 発売日: 2020/03/14
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 

 

お手当の道具や旅に必要なもの、妖精たちの部屋もあるという超便利グッズです。

 

約1万円するアイテムの性能は伊達じゃないですね(笑)

 

 

 

さて、ラテについてのどかちゃんが聞きます。

 

そこからヒーリングガーデンやビョーゲンキングダムの話に移ります。

 

ビョーゲンキングダムのビョーゲンズたちは、地球を自分たちが住み心地が良い世界にするためにメガビョーゲンを召喚していると言います。

 

その際、ビョーゲンズ以外は弱ってしまい死んでしまうということが言及されました。

 

プリキュアの長い歴史をたどってみても、敵の侵略により地球の生き物が死んでしまうと直接言及されるのは珍しいことです。

 

むしろ、私の記憶だとなかったような気さえします。

 

やっぱり、「病気との戦い」をテーマにするとなると、死と隣り合わせということは避けて通れないのかもしれませんね。

 

今年のプリキュア、かわいいのどかちゃんの見た目を裏切り、とてもシビアなストーリーになりそうな気配がします。

 

 

 

新しい学校生活、始まる! ーのどかちゃんの制服姿は至高ー

 

翌朝、新しい学校の制服をきたのどかちゃんが出てきます。

 

 

今週ののどかちゃん4選 その1

f:id:masa_precure:20200222204616j:plain

画像引用元:ヒーリングっど♥プリキュア 第2話(C)ABC-A・東映アニメーション

 

制服姿ののどかちゃん、超絶かわいい!!!

 

 

 

 

一言いいですか?

 

 

 

 

のどかちゃんの制服姿、

超かわいいんですけどっ!!!

 

 

なにこれ?

 

 

天使か!!!(笑) 

 

 

 

 

 

 

いやーーーっ、もう駄目です。

 

私のハートはズタボロです。

 

HPは0です。

 

即死しました(笑)

 

 

 

もうね、この新しい制服を着て微笑んでるのどかちゃん、可愛すぎじゃないですか???

 

可愛すぎて、勢いでiPhoneの壁紙を作っちゃいましたよ(笑)

 

 

f:id:masa_precure:20200222220042j:plain

(※壁紙には、OP、第1話、第2話のベストなのどかちゃんを選びました)

 

 

 

「こんなに可愛いらしいプリキュアの主人公がこれまでにいたのだろうか??」

 

と、本気で考えるぐらいハートを奪われました。

 

(ちなみに、私の中での結論は「のんどかちゃんが初めて!」でしたw)

 

(スマプリのれいかさんも大好きなんですが、のどかちゃんの可愛らしさは方向性が違うのだよ!!(笑))

 

 

 

さて、ラビリンたちと一緒に登校する中で、のんどかちゃんは学校でプリキュアを集めようと言い出しました。

 

でも、ラビリンたちにはプリキュアのことは秘密にしてほしい、ヒーリングガーデンは知られちゃいけないと言われました。

 

プリキュアが正体を隠すというのは基本なんですけど、これまでのシリーズでは「プリキュアだと知られることで周りの人も危険な目に合わせてしまうから」という理由が多かった気がします。

(中には、「ヒーローは正体を知られてはいけない」なんて理由もありましたが)

 

ただ、今回はヒーリングガーデンのことを秘密にしないといけないという理由からでした。

 

地球をお手当しているヒーリングガーデンの存在が人々にバレたら、ヒーリングガーデンに人間が押し寄せるかもしれなくいからよくないんでしょうね?

 

前作スタプリでは後半に正体バレしただけに、ヒープリでの正体バレイベントがあるかどうかは、一つの見所となると思います。

 

 

学校の教室に転入生としてのどかちゃんが入ってきたところ、ひなたに声をかけられます。

 

先生が「席はあの騒がしい奴の後ろだ」と、さり気なくひなたを騒がしい奴認定してたのが個人的には面白かったですw

 

歴代のプリキュアの転校生紹介の場面で、騒がしいランキング第1位はハトプリのえりかだと思いますが(むしろ、殿堂入りクラス)、それに次ぐ騒がしさだと思いました(笑)

 

あと、ひなたを見ていると、なんかハピチャのひめっぽさも感じるんですよね。

 

ひなたのこの明るいキャラが、今後どうヒープリを引っ張っていくのかが楽しみですね。

 

 

 

のどかちゃんの体験入部 ー理想と現実の違いにすれ違う2人ー

 

場面は変わり放課後に。

 

ちゆの部活について聞いたところから、様々な部活への体験入部が始まります。

 

まずは陸上部から。

 

 

今週ののどかちゃん4選 その2

f:id:masa_precure:20200222204733j:plain

画像引用元:ヒーリングっど♥プリキュア 第2話(C)ABC-A・東映アニメーション

 

目をキラキラさせてるのどかちゃん、かわいいです。

 

 

ちゆは華麗に高跳びをします。

 

一方、のどかちゃんはジャンプするどころか転んだり、バーに突っ込んだりします。

 

続いてのテニス部の体験入部では、ラケットにボールがかすりもしません。

 

さらに、剣道部の体験入部では、防具の重さに身動きすらままなりません。

 

そんな運動音痴なのどかちゃんに、妖精たちは衝撃を受けます。

 

特に、パートナーであるラビリンは激おこで、ラビリンは一方的にのどかちゃんにパートナーを解消を言い渡して逃げてしまいました。

 

 

 

ラビリンと入れ替わるような形で、ちゆがのんどかちゃんの元へとスポーツドリンクを持ってきました。

 

 

ちゆ

「あなた、もしかして運動苦手なんじゃなくて、あまりやったことがないんじゃないの?」

 

 

これに驚くのどかちゃん。

 

でも、この時点ではまだ、のどかちゃんはちゆに病気だとは言わず「運動はただ見ているだけだった」と言います。

 

まぁ、会って2日目で病気でしたとは言えないよね。

 

 

 

のどかちゃんの元から逃げてきたラビリンに対して、ペギタンがパートナーを選んでおきながら解消するとはひどいと言います。

 

それに対してラビリンは答えます。

 

 

ラビリン

「だって、危ないラビ。ただでさえビョーゲンズの浄化は危険ラビ。なのにあんなどんくさかったら、もっともっと危ないラビ」

 

 

ラビリンは第1話でメガビョーゲンに立ち向かったほど、正義感と責任感にあふれている妖精です。

 

それ故に、プリキュアとしての戦いは危ないものだと認識していて、大好きなのどかちゃんにを巻き込みたくないという気持ちになっているんですよね。

 

これは、のどかちゃんに対する思いやりから来ているのだと思います。

 

 

ラビリン

「心の肉球にキュンとくるって、こういうことラビね…」

 

 

好きだからこそ傷つけたくない。

 

分かります。。。

 

 

 

本音を伝え合い、真に重なる2つの花

 

学校の木がメガビョーゲンとなったことで、ラテの体調がまた悪くなってしまいます。

 

毎回ラテの調子が悪くなるの、かわいそうだわ…。

 

急いで学校に駆けつけたのどかちゃんは、ニャトランに変身できるかどうかを持ちかけます。

 

 

ニャトラン

「スタート!!」

 

 

って、キュアスパークルの変身を差し置いてニャトランが変身バンクのモーションをしたのは、本当に面白かった!!(笑)

 

ハピチャやまほプリなど、過去に同じプリキュアがフォームチェンジをするということはありましたが、妖精を入れ替えてフォームチェンジをするという発想はなかったので、実現したら純粋に面白いのではないかなと思いました。

(キュアグレース(ニャトランver.)みたいな感じで)

 

でも、さすがにそれは許されず、主人公が妖精とぶつかりあうという伝統儀式が済まされました。

 

 

ただ、変身できなくても、のどかちゃんはメガビョーゲンに立ち向かいます。

 

 

今週ののどかちゃん4選 その3

f:id:masa_precure:20200222204905j:plain

画像引用元:ヒーリングっど♥プリキュア 第2話(C)ABC-A・東映アニメーション

 

完全武装をしてメガビョーゲンに立ち向かうのどかちゃん、凛々しくもありかわいいです。 

 

 

のどかちゃんはテニスコートのネットを張り、メガビョーゲンをひっくり返そうという頭脳プレイを見せますが、メガビョーゲンのパワーの前には形無しでした。

 

変身前ののどかちゃんを無視して、メガビョーゲンは暴れだしました。

 

 

のどかちゃんの元に駆けつけたラビリン。

 

ここからののどかちゃんとラビリンの会話が本日のベストシーンです。

 

 

ラビリン

「のどか!あんな格好、意味ないの分かってるラビ!何で逃げないラビ!」

 

のどか

「だって助けたいんだもん!ラテも、エレメントさんも、学校も、みんな病気なんて、辛いよ!」

 

のどか

「いままで助けてもらった分、たくさんの人にお返ししたいって。いろんな人を助けたいって。だから、プリキュアになれて、嬉しかった。ラビリンがわたしを選んで、嬉しかったの」

 

のどか

「わたしは運動得意じゃないけど、お手当てだけは…、プリキュアだけは、何があっても頑張るから!」

 

f:id:masa_precure:20200222205328j:plain

 画像引用元:ヒーリングっど♥プリキュア 第2話(C)ABC-A・東映アニメーション

 

 

 

 

 

 

 

のどかちゃーーーん!!!

。・゚・(ノД`)・゚・。

 

 

 

このシーンでのどかちゃんがプリキュアとして戦う理由がハッキリしましたよね。

 

長い闘病生活で、家族やお医者さん、看護師さんなど、沢山の人に助けられたから、今度は自分が助ける番だと。

 

優しさや愛情を沢山もらった分、今度は自分がそれらを分け与える番だと。

 

プリキュアとして主人公の女の子たちが戦う理由として、ここまで強い動機は今までになかったような気がします。

 

 

 

もう駄目だ。

 

のどかちゃん、強すぎる。

 

健気すぎる。

 

素敵すぎる…。

 

私はこれからの一年間、いや、これからの人生で一生のどかちゃんを推していこうと思いました。

 

 

 

のどかちゃんの思いを聞いて、のどかちゃんに謝るラビリン。

 

 

ラビリン

「のどかの事情も、気持ちも聞かないで色々決めちゃって、ラビリンお医者さん失格ラビーーーッ!」

 

 

私が大好きなプリキュアの感想・考察ブログ『金色の昼下がり』の記事を読んでいて知ったんですが、ここでラビリンがお医者さん失格と言ったところが、 実際の医療で患者の意思を問わずに一方的に医療方針を決めるパターナリズムと呼ばれる問題であったみたいなんですね。

 

 

www.konjikiblog.com

 

 

例えば、がんを患った人も、治療方法を手術をするのか、抗がん剤を投与するのか、あるいは治療自体をしないのか、といったことを医者に聞かれて選択できそうですが、ラビリンはそもそもプリキュアをすることのリスクなどをのどかちゃんに伝えずに、一方的に決めていたから問題だったというわけなんですよね。

 

こういうのを丁寧に描いてくれるプリキュアは、本当に好きです。

 

 

そして、お互いに助け合いながらプリキュアをしていくと決め、変身します。

 

 

キュアグレース&ラビリン

「重なる2つ花!キュアグレース!!(ラビッ!!)」

 

 

真に想いの重なった2つの花はメガビョーゲンを圧倒し、すぐさま浄化することに成功します。

 

 

キュアグレース&ラビリン

「お大事に」

 

 

木のエレメントさんも、ラテも元気になって良かったです。

 

 

今週ののどかちゃん4選 その3

f:id:masa_precure:20200222212322j:plain

画像引用元:ヒーリングっど♥プリキュア 第2話(C)ABC-A・東映アニメーション

 

ラテとラビリンとのどかちゃんの最高の笑顔。かわいいです。 

 

 

学校から帰宅しようと妖精たちと楽しく会話しながら帰るのどかちゃん。

 

しかし、空飛ぶ動物たちと会話するのどかちゃんを目撃してしまったちゆは驚きを隠せせません。

 

 

 

最後に ー人との絆を深めるには、本音でぶつかり合うことが大切ー 

 

 

以上で、ヒープリ第2話の感想を終えます。

 

新しい学校生活にワクワクしているかわいいのどかちゃんから、ラビリンとの本音のぶつかりあいから絆を育むシーンまで、見どころ満載でしたね。

 

本当、素晴らしかった!!

 

 

 

今回の話を見ても思いましたが、プリキュアで解散の危機になると、必ず本音でぶつかり合うシーンがありますよね。

 

初代の8話に始まって前作のスタプリ3話まで、幾多のプリキュア解散の危機がありましたが、その都度パートナー同士が本音でぶつかり合っていました。

 

そういうシーンを見るたびに、私はよく「喧嘩するほど仲がいい」という言葉を思い出していました。

 

私自身、子供の頃は「喧嘩しないで仲良くなる方がかっこいいだろ!!」なんて思っていました。

 

ですが、大人になるにつれて「喧嘩をするということは、お互いの異なる意見を本音で語り合っている証拠だ!」と気がついてからは、喧嘩すること自体は決して悪いことではないと思うようになりました。

(とはいえ、やっぱり一番の理想は喧嘩をせずに本音を言い合え、それを認めあえるという状態なんですけどね)

 

 

 

そんなわけで、自分が仲良くなりたい人や絆を深めたい人とは、時にぶつかることを覚悟の上で本音を語り合うことが大事なんだなと思います。

 

家族やパートナー、友達や仲間など、大切な人と本音で語り合えていますか?

 

私自身も大事な人に本音で語るということがまだまだできていませんが、時にぶつかり合いになることを覚悟した上でも伝えてみることって大事なんだなと、ヒープリ2話を見て改めて感じました。

 

(余談ですが、ぶつかり合わないようにしながら本音を語る術も、世の中には少なからずあって、私も少しは知っているので、いつかこのブログにかければいいなと思っています)

 

 

 

さて、次週はいよいよ2人目のプリキュア、キュアフォンテーヌの初変身回。

 

ですが、今回の最後にのどかちゃんと妖精たちが会話する現場を目撃したことから、のどかちゃんに対する疑念が深まったちゆが、どのようにペギタンたちと知り合うのかが楽しみですね。

 

キュアフォンテーヌに、乞うご期待!!

ヒーリングっど♥プリキュア(ヒープリ)第1話の感想 ―スタート!プリキュアオペレーション!目の前で困っている人を助ける覚悟なら、ある―

 のどか

「大丈夫。私はもう、走れる!」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  

 

こんにちは、キュアまさPです。

 

今日からいよいよ始まりましたね、ヒーリングっど♥プリキュア!!

 

第1話、ワクワクしながら見させていただきました。


早速ですが、今回はヒーリングっど♥プリキュアの第1話の感想と考察を書かせていただきますね!

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

ヒーリングっど♥プリキュア 第1話

『手と手でキュン!二人でプリキュア♥キュアグレース』

 

脚本:香村純子

演出:池田洋子

作画監督:爲我井克美

美術:西田 渚(渚:日の上に点)

 

 

新番組予告


新番組『ヒーリングっど♥プリキュア』ABCテレビ・テレビ朝日系列にて2月2日 日曜あさ8時30分~放送スタート!

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

【3/31まで無料!】番組未視聴の方はYouTubeで第1話をチェック!! 

 

ヒープリの感想を書く前に、まずはお知らせ。

 

なんと、3月31日(火)までヒープリの第1話がYouTubeで無料公開されています!!

 

第1話を見ていない方は、是非こちらをチェックしてから感想をお読みくださいね^^

 

↓ ↓ ↓

 


ヒーリングっど♥プリキュア 第1話 「手と手でキュン!二人でプリキュア♥キュアグレース」期間限定配信!3/31(火)23時59分まで

 

 

 

新しい街、新たな出会いの予感

 

始まりは、主人公ののどかちゃんが新しい街へと引っ越してくるところからでした。

 

久しぶりに見た海にはしゃぐのどかちゃん。

 

果たしてどんな出会いがあるのか?

 

それにしても、

 

やすこ(のどかママ)

「やっと自由に走れるようになったんだから…」

 

新番組の開始数分でいきなり こんな意味深な言葉を聞くとは、夢にも思いませんでした。

 

のどかちゃんに一体どんな過去が…? 

 

 

 

一方、地球とは別世界(と思われる)ヒーリングガーデンでは、王女であるラテを守りつつ、人間のパートナ―を探すべくラビリン、ペギタン、ニャトラン3匹の妖精が人間界に旅立ちます。

 

テアティーヌ様

「あの子達を見守っていてね」

 

旅立ちを見送ったテアティーヌ様は、ある女性の石像を見つめていました。

 

おそらくですが、こちらは先代のプリキュアなのではないでしょうか?

 

後々的として現れるダルイゼンが言及していたように、プリキュアは遠い昔にもいたようなので、先代のプリキュアだと感じます。

 

OPの映像でも、この女性の石像の前にヒーリングステッキがトンでくるシーンがあることからも、そのように感じます。

 

 

 

オープニング主題歌『ヒーリングっど♥プリキュア Touch!!』

 

オープニング主題歌を歌うのは、安定の北川理恵さん。

 

前作のスタプリに引き続きオープニング主題歌を歌われています。

 

プリキュア4作品の主題歌を歌われているのは、ただただ凄い。

 

もう、北川さん無しでは絶対にプリキュアの歌の歴史は語れません。

 

にしても、北川さんの声の質がちょっと変わった気がしますが、とても元気のある良い曲です。

 

 

 

さて、肝心の歌の歌詞に注目すると、タイトル通り “ヒーリング” “癒やし” という言葉が目立ちます。

 

同時に、主題歌にも入っている “Touch” という言葉が目立ちます。

 

考えてみれば、タッチとは手と手の触れ合い。

 

そして、モチーフとなっているお医者さんがする医療行為、 “お手当て” を意味しているのかも知れませんね。

 

人と人とがタッチをすることで、相手の身も心もお手当する。

 

そんなプリキュアになるのかな、なんて思いました。

 

 

 

あと、映像を見て思ったのは、最後に病気に蝕まれた地球をプリキュアたち3人が歩いた後ろが、強制的にみどりが広がっていたところに衝撃を覚えましたね。

 

ヒープリは、問答無用で病気を癒やしていくのだろうか…?

 

 

 

親友たちとの運命の出会い

 

さて、新しい街の中を歩いていると、いきなり女の子にぶつかってしまったのどかちゃん。

 

ぶつかった相手は、後々プリキュアになるひなたでした。

 

 

ひなた

「えーっ、嘘、優しい!?

 メッチャいい人!!

 今度遊び来て!

 うちのジュースごちそうするし!!」

 

 

ひなたの元気なギャルっぽい感じがとてもいいなと思いました。

 

 

 

ひなたと別れ、のどかちゃんが重たい荷物を運ぶおばあさんのお手伝いをしに行くのと入れ替わる形で妖精サイドへ。

 

ラビリンが理想のパートナーとして「絶対に失敗しないお医者さんがいい!」と、ドクターXを挙げていたのに笑いましたw

 

弱気なペギタンは優しい人、適当なニャトランはノリのいい人がいいと言ってました。

 

その後、通りに飛び出て勧誘を始めるラビリン。

 

この積極性は評価できる。

 

頑張れ、ラビリン!!

 

 

 

おばあさんの手伝いをした後に、のどかはランニング中にシュシュを落としたちゆに会います。

 

ちょっとの距離を走っただけで息切れしてしまったのどかちゃん。

 

お母さんの台詞から推測するに、身体が弱いのでしょうね。

 

ちゆにシュシュを届けてから、緑豊かな公園へいくのどかちゃん。

 

のどかちゃん

「生きてる~~~って感じ~!」 

 

中学生が芝生で寝転んだだけでこの台詞。

 

「空気が美味しい!!」とかなら分かるけど、「生きてるって感じ」とは意味深でならないわ。

 

 

 

新たな敵、ビョーゲンズ現る! ー花寺のどかの重たい過去ー

 

のどかが公園を満喫している一方で、ビョーゲンズを名乗る敵、ダルイゼンが現れます。

 

そして、花のエレメントをメガビョーゲンへと変貌させてしまい、公園や周囲の自然を汚染していきます。

 

それに呼応するように、ラテの体調が悪くなります。

 

今までのプリキュアの妖精は、敵キャラの気配を感じることはできましたが、気配の感じ方が体調を崩すようになるって、ラテ辛すぎるわ…

 

そんなラテの容態を見かねたラビリンは、メガビョーゲンに特攻しにいきますが、無残にも散ります。

 

 

 

一方、のどかちゃんは住民の避難に協力します。

 

一段落したところで、犬を置いてきてしまった子供と母親を目にします。

 

そして、  

 

f:id:multicolorlifestyle:20200202121312j:plain

画像引用元:ヒーリングっど♥プリキュア 第1話(C)ABC-A・東映アニメーション

 

のどか

「大丈夫。私はもう、走れる!」

 

 

ここまで言うとなると、のどかちゃんはもう過去に大きな怪我か病気をしたことがあるとしか思えなくなりますよね。

 

そして、なんとかラビリンたちとのどかちゃんは合流します。

 

弱りきっているラテをみて、のどかちゃんは思い出します。

 

病院で入院してた頃の自分を。

 

 

 

 

うわーーーーーっ!!

のどかちゃーーーん!!!

。・゚・(ノД`)・゚・。

 

 

 

 

 

うわーーーっ、重たい過去を持つ主人公を持ってきたのかよ、ヒープリは。

 

個人的に、重たい過去を持つ主人公といえば、2作前のはぐプリの主人公のはなを思い出しましたが、のどかちゃんはある意味それ以上に辛い過去を持つ主人公だったなんて。

 

それでも、

 

のどか

「決めたじゃない。

 今度は、私の番…!!」

 

と、強い意志を持った女の子だなんて。

 

大きな病気を乗り越えるために両親をはじめ沢山の人達に助けてもらったのどかちゃん。

 

そして、回復した今、今度は自分が人を助ける番だと。

 

だからこそ、重たい荷物を持った道行くおばあちゃんとかも助けていたんですね。

 

 

 

泣ける。

 

 

泣けますわ。

 

 

泣けますわーーーっ!!!

 

 

 

 

スタート!プリキュアオペレーション!! ー目の前で困っている人を助ける覚悟なら、あるー

 

ラテとラビリンの元に駆け寄ってきたのどかちゃん。

 

ラテを助けたいと願ったときののどかちゃんとラビリンの会話がしびれました。

 

 

ラビリン

「のどか、本当にあいつに立ち向かう勇気はあるラビ?」

 

のどか

「この子を助けられるなら、いくらでも」

 

 

のどかちゃんは大病を患ったことで、ある意味では生きることや人を助けることへの覚悟が決まっていたのでしょうね。

 

今までのプリキュアは、目の前の妖精たちを助けたいという一心で変身した子たちばかりでしたが、のどかちゃんは背景からして違いました。

 

1話にして、これほど力強い覚悟を持った主人公が出てくるなんてね。

 

 

 

そして、ラテを救うために、のどかちゃんはラビリンと心を合わせて変身します。 

 

ラビリン

「スタート!」

 

のどか

プリキュアオペレーション!!」

 

キュアグレース&ラビリン

「重なる2つ花!キュアグレース!!(ラビッ!!)」

 

 

ヒープリのモチーフは “地球のお医者さん” ということで、最初に白衣を来て変身するのが良かったですね。

 

 

 

そして、プリキュアは古にしかいなかったはずと、この変身に驚いたダルイゼン。

 

しかし、気を取り直して戦いが始まります。

 

敵の攻撃を回避するために、街が一望できるぐらいに高くジャンプしていたのは、見ていて爽快でしたね。

 

そして、その落下の意気を勢いから踵落としを決めるグレース。

 

とても初めての戦闘とは思えない。

 

のどかちゃん、過去に格闘技とかに憧れてた??(笑)

 

 

 

その後、キュアスキャンをして花のエレメントの在り処を見つけます。

 

花のエレメントを助けるべく必殺技を放ちます。

 

キュアグレース

プリキュア!ヒーリングフラワー!!」

 

キュアグレース&ラビリン

「お大事に」

 

 

必殺技を決めた後に「お大事に」っていうのがお医者さんって感じでいいですね。

 

それと、戦闘が終わった後にプリキュアになれたことにはしゃいでいたのどかちゃんが可愛かったです。

 

しかし、ラテの体調を崩した原因であるメガビョーゲンを浄化しても、体調が戻りません。

 

…が、そこで救った花のエレメントの力を借りて、ラテは元気になりました。

 

ラテが元気になったところで、遅れながら話す妖精たちに驚くのどかちゃん。

 

どこか抜けているのもまた、彼女の魅力なのかも知れませんね。

 

これから、のどかちゃんがどのような活躍をするのかが、楽しみです。

 

 

 

 

とても明るい曲で、優しい感じの歌声の今季エンディング主題歌でした。

 

相変わらずCG映像は進化していますね。

 

もう、アニメ本編を全部CCで作っても誰も違和感がないぐらい、キャラの完成度は高いですね。

 

あと、背景が日中から夜になる一日中での動きに加え、サビの部分から四季の移ろいへと変わります。

 

春、夏、秋、冬、春と、巡り巡る背景も美しいなと思い見ていました。

 

個人的には、カラフルな衣装のプリキュアたちを見ると、春や夏などが似合うと思っているのですが、なんか雪が降る地球の冬の景色さえも楽しもうとするのがいいなと思っていました。

 

陽の時期だけでなく、陰の時期も認めているのがいいなって思いました。

 

 

 

一先ず、このブログを書くまでに20回はリピートしました(笑)

 

いや、マジ好きだわ、この曲。

 

 

 

最後に ー『ヒーリングっど♥プリキュア』に期待したいことー 

 

ヒープリの第1話を見て、私が作品に期待したいことは、大きく2つあります。

 

 

① “生きること”  “生命の尊さ” をどう描くのか?

 

第1話で、いきなり主人公ののどかちゃんが過去に大病を患っていたことが明らかとなりました。

 

そして、何より印象的だったのは、のどかちゃんの下記の台詞でした。

 

 

のどかちゃん

「生きてる~~~って感じ~!」 

 

のどか

「大丈夫。私はもう、走れる!」

 

 

のどか

「決めたじゃない。

 今度は、私の番…!!」

 

 

ただただ、生きることへの純粋に喜びを感じるのどかちゃん。

 

そして、生かされてきたことで、誰かを助けたい(生かしたい)という強い思いが芽生えたのどかちゃん。

 

生きるって、本当は大変なことなのかもしれません。

 

生きるって、本当は奇跡的なことなのかもしれません。

 

そして、生きることの喜びを真に知っている人であれば、人のことを思いやれる人になれるのかもしれません。

 

 

そんな背景を持ったのどかちゃんという主人公が、どのように生きることや生命と向き合い、プリキュアとして活躍してどのように成長していくのか?

 

そこが見どころかなと思ってたりします。

 

 

② “病気” との付き合い方、決着の仕方

ヒーリングっど♥プリキュアで、もう1つ気になったのは敵であるビョーゲンズのことです。

 

私がプリキュアシリーズを愛している理由の一つは、敵のことも理解し、彼らとの和解などをしてきたことにあります。

 

前作のスタプリでは、ひかるたちプリキュアは、宙の支配を目論むノットレイダーたちの背景を理解し、分かり合ってきました。

 

これは、ノットレイダーが故郷の星を奪われた被害者だったからこそ、ひかるたちもその心情に共感して寄り添いたいと願った結果でもありました。

 

 

 

ところが、今回のヒープリの敵であるビョーゲンズは「地球を蝕む病気たち」です。

 

病気というのは、人間からしたら健康を害し、時に生命を奪うものであるため、絶対悪以外の何物でもないと思います。

 

でも、その病気たちにも意思があるのだとしたら、それは和解し、共存を目指すべきなのか?

 

それとも、病気であるのならば情け容赦なく、根絶するしかないのか??

 

正直、全く読めません。

 

 

 

でも、「病気」という文字が表すように、『病は気から』という言葉があって、病の原因である気とは、人の気持ちや感情の揺れに起因するものであると私は考えています。

 

そうした気持ちや感情に寄り添い、ヒーリング、癒やすことで病をなくすというのであれば、病気との共存と言うか、病気の元となる気を改善することはできるのかなとも思ったりしています。

 

…とまぁ、色々と書いてきましたが、とにかく読めない。

 

もちろん、ビョーゲンズを一方的に退治するだけでもいいのですが、それでもそこに至るまでの過程が現段階では全く想像できないんですよね。

 

その辺りがどのように語られて、一年後にどのように決着するのか?

 

うーむ、ワクワクが止まらない!!

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

そんな感じで、今回のヒープリ第1話の感想・考察を終えたいと思います。

 

次週はいきなり、ラビリンとのどかちゃんがパートナーを解消するかもしれない!?というお話。

 

ドクターXじゃない嫌だというラビリンに対して、のどかちゃんがどのように接していくのかが楽しみですね。

 

 

早くも来週が待ち遠しいわ~☆

スター☆トゥインクルプリキュア 第49話(最終回)の感想 ―アニメ史上最高の夢オチ。だって、きみの夢はわたしたちの夢―

 ひかる

「来たんだ。

 ララ、私、来たよ。宇宙に」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

こんにちは、キュアまさPです。

 

今回は、スター☆トゥインクルプリキュアの最終回の感想と考察を書かせていただきます。

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 
スター☆トゥインクルプリキュア 第49話(最終回)

『宇宙に描こう!ワタシだけのイマジネーション☆』

  

脚本:村山功

絵コンテ:宮元宏彰 座古明史 川崎弘二

演出:川崎弘二

作画監督:高橋晃

美術:徐柱星

  

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  

  

 

 

そして、惑星レインボーは救われた

 

オープニング前のアバンでは、それぞれの星々に帰ったみんなの日常が描かれていました。

 

スターパレスに戻ったプルンスは、フワのお世話を。

 

惑星サマーンに帰ったララはこれまでの報告を。

 

そして、惑星レインボーではついに、石化した人々が復活しました!

 

 

 

惑星レインボーで石化した人々が戻ったのがしたのは、アイワーン様の発明のおかげでした。

 

一度は惑星レインボーを滅ぼしてしまったアイワーン様。

 

ですが、自らの手で石化させた人々を復活させ、レインボー星人たちに謝罪することができました。

 

いやー、本当に良かった!

 

惑星レインボーが戻るというユニの夢が叶って嬉しかったし、アイワーン様がやり直せた機会を得られたのも嬉しかった。

 

 

 

戻った日常、新たなプリキュアとの出会い

 

オープニングが終わってから、地球に帰ってきたひかるたちの日常が描かれました。

 

まどかさん、えれなさんたちとロケットのあった場所に来ていたひかるたちの前に、突如として宇宙組のみんなが帰ってきました。

 

 

 

って、フワの力がもう戻ったのかよ!?

 

 

先週のお別れした時の感動を返せ!!!(笑) 

 

 

 

でも、みんなの会話や、みんなが冬服から春服になっているのを見るに、劇中では2~3ヶ月程度経っていたのだと思います。

 

魔法つかいプリキュアでのみらいとリコの再会に5年程度かかったことを考えればとても短いのですが、それでもいつ再会できるのかも分からなかったひかるにとってはとても長い時間だったのではないかと思います。

 

再会できて、本当に良かった。

 

 

 

ララたちが地球にやってきた理由は、ガルオウガ様たちが間違えて地球に送ってしまったノットレイの試作改良型のマスクをを回収するためでした。

 

そして、マスクを探す中で、ひかるは犬を連れた少女と出会います。

 

そう、次回作ヒーリングっどプリキュアの主人公、花寺のどかちゃんです。

 

 

 

ひかるの方に振り向くのどかちゃんを見て、私はやられました。

 

のどかちゃんは、今までのプリキュアたちの中では最も一般人に近いキャラデザをしているんですが、そこがいいんですよね!

 

あと、私が何気にショートの髪型の女性が好きなこともあり、胸に刺さりました。

 

 

 

運命的な出会いをした後に、ノットリガーと化してしまったひかるのお父さんと対峙します。

 

ここでの戦闘で流れる曲が、5人バージョンの主題歌なのもまた熱かったですね。

 

 

 

戦闘の最中に巻き上がった大きな土の塊がフワとプルンスに直撃しようとした瞬間に、新たなプリキュアのキュアグレースがやってきました。

 

唐突な感じでの登場ですが、やっぱり新しいプリキュアの登場にはワクワクしてしまいます。

 

それと、

 

キュアグレース

「やっぱりぬいぐるみじゃないんだね!」

 

 

と言ってたのを見ると、プリキュアになった少女たちにとってはぬいぐるみと思わしきキャラがしゃべるのは当たり前なんだなと思いました。

 

 

 

 

キュアグレースの助けのおかげで、無事にひかるのパパをノットリガーから開放することができました。

 

ヒーリングっどプリキュアの妖精であるラテは、普通の犬な感じなんですね。

 

いつかしゃべるとは思いますが、普通な犬なのが良いなと思いました。

 

 

 

アニメ史上最高の夢オチ ーだって、きみの夢はわたしたちの夢ー

 

戦闘が終わり、キュアグレースとの会話の途中でいきなり場面が変わりました。

 

そう、プリキュアに変身して戦ったのは大人のひかるの夢でした。 

 

私は、これには騙されました。

 

Twitterとかを見ていると、アニメの前半に何か違和感を感じられている方がいたようですが、私はすっかりと騙されていました。

 

確かに、いきなりフワが元の姿に戻って、ララたちと再会するという展開はご都合主義以外の何物でもないとは感じていましたが、そのご都合主義が許される夢オチをプリキュアの最終回で行われるとは思いもしませんでした。

 

いやー、見事な演出でしたわ!!

 

 

 

それにしても、ひかるが見ていた夢は、ただの夢だったのでしょうか?

 

それとも、現実だったのでしょうか??

 

物語の流れを見ると、ひかるは地球に帰ってきてからララたちと一度も会うこともなく宇宙飛行士になったようにも見えます。

 

ですが、実は過去に一度だけララたちが地球にやってきたことがある可能性があるのではないかなと、私は感じていました。

 

ロケットで飛び立つ朝にひかるが見た夢は、果たしてただの夢なのか、あるいは過去を思い出した夢だったのか?

 

真相は定かではありませんが、複数の物語を想像できる設定はワクワクしていました。

 

 

 

 

大人になったひかるは、宇宙飛行士になるという夢を叶えました。

 

ひかるが寝ていた部屋に、中学、高校、大学の友達から送られてきたプレゼントを見ると、ひかるが大人になるまでに歩んできた人生が想像できます。

 

高校ではUMA研究会に、大学では航空宇宙科で勉強してきたことが伺えるこの描写は、私達の想像力を刺激してくれますね。

 

 

 

そして、ここから大人になった5人の様子が描かれていきます。

 

えれなさんは、通訳という夢を叶えました。

 

兄弟たちも美男美女に育っていました。

 

 

 

まどかさんは、お父様の意思(香久矢家は人々を導く役目がある)を継ぎ、宇宙開発特別捜査局に入り、友人ロケット開発プロジェクトリーダーとなっていました。

 

劇中では、お父様の意思に反していたまどかですが、様々な経験を経てお父様と同じ道を選択したというのは、感慨深いものです。

 

 

multicolorlifestyle.hatenablog.com

 

 

それに、左遷されてしまって中央に返り咲く道が途絶えていたまどかのお父様も、まさかの総理大臣になるという展開に驚きました。

 

まどかのお父様が救われて、香久矢の皆さんが幸せに過ごしているようで、本当に良かった!!

 

 

 

それから、まどかさんはひかるに会いに行きます。

 

まどか

「やっと、ひかるの夢が叶うのですね。

 宇宙に、また行くという夢が。」

 

 

このシーンを見た時に、スタプリ映画の主題歌『Twinkle Stars』の歌詞を思い出しました。

 

 

わたしたちは星 姿形 何もかも違うけど
使命みんな持つ
どんな願いもまっすぐ“本当”を聞かせてよ
だってきみの夢は わたしたちの夢

 

Twinkle Stars
(作詞:大森祥子 作曲:高木洋 歌:キュアスター(成瀬瑛美)/キュアミルキー(小原好美)/キュアソレイユ(安野希世乃)/キュアソレイユ(安野希世乃)/キュアセレーネ(小松未可子)/キュアコスモ(上坂すみれ))より

 

 

ひかるがララたちに会いたいと思い宇宙飛行士になるという夢は、ひかるだけでなくまどかさんやえれなさんの夢だったと思います。

 

なので、ひかるが夢を叶えるということは、直接的に支えていたまどかさんにとっても、間接的に応援していたえれなさんにとっても、とても大きなものだったと思います。

 

 

f:id:multicolorlifestyle:20200202082905j:plain

 

 

 

一方、宇宙組の方は、大人になったララが惑星レインボーを訪れていました。

 

宇宙の調査員として色々な星々を回っっているララ。

 

見た目がオリーフィオのようになったユニ。

 

そして、惑星レインボーの土地を豊かにしたアイワーン様。

 

誰よりも小さかったアイワーン様が、誰よりも身長が高くなり、モデル体型になっていたのには驚きました。

 

大人アイワーン様、間違いなく美人だわ!!(笑)

 

それに、レインボー星人の子どもたちにアイワーン様が受け入れられているのも、感涙でした。

 

 

 

それと、ララの話によればノットレイダーたちも星を与えられていて豊かな生活を送っていました。

 

ノットレイダーたちの合言葉が

 

 

ノットレイダーたち

「ノット、ノットレイ!!」

 

 

となり、ポーズも×マークから○になっていたのが印象的でした。

 

ノットレイダーたちも、本当の居場所ができてよかったわ…

 

 

 

 

 

場面は代わり、いよいよひかるのロケットの発射へ。

 

カウントダウンは、ひかるたちの家族やこれまで出会ってきた人たちが行いました。

 

そして、最後の “1” で、ひかるは5人で過ごしたかけがえのないあの頃を思い出し、宇宙へ飛び立ちました。

 

 

 

無事に成層圏を抜けて宇宙に再びやってきたひかる。

 

今まで、ララの宇宙船の力を借りて宇宙に行っていたひかるが、ついに自分の力で宇宙にやってきました。

 

そして、宇宙についた時、「フーーーーーワーーーーーっ!!!」という声と共に、白い光に包まれました。

 

 

ひかる

「キラやば…っ」

 

 

 

 

 

 

 

 

ここで終わるスタプリ、すげーーーーーっ!!!!!

 

 

いや、ね、最後にフワの声を聞いたら、ひかるがララたちと再会できたのは想像に難くないんですよ。

 

ですが、そこをあえて直接的に描写せずに私たち視聴者のイマジネーションに委ねるというのが、スタプリが一年間を通して訴えてきた “イマジネーション” の素晴らしさ・大切さを体現していたなと感じたので、私は震えました。

 

ありがとう、スタプリ。

 

本当に、ありがとう!!

 

 

 

プリキュア星座占い ーへびつかい座は救われたー

 

感動的な最終話が終わった後、キュアスターからキュアグレースへのバトンタッチが行われました。

 

そして、スタプリの番組の最後といえば、星座占いです!

 

今週のラッキー星座を見ていたら、

 

まさかの「みんなラッキー!」

 

という結果に(笑)

 

これはまぁ、最終回だからこそ許される演出かなとも思ったりしました。

 

 

 

ですが、スタプリの最終回を見直していた時に、ふと思ったんですよね。

 

「『みんなラッキー!』ってことは、全ての星座がラッキーってことだから、へびつかい座(のプリンセス)もラッキーなのでは!?

 

と。

 

 

 

スタッフの方がそこまで意図していたのかどうかは分かりませんが、私にはこのように思えてなりませんでした。

 

みんなラッキーで、いいよね。

 

だって、スタプリを見れた皆さんは、間違いなくラッキーですから!!

 

 

 

 

最後に ーひかるたちに「ありがとう」と伝えたいー

 

ということで、ここにスター☆トゥインクルプリキュアがめでたく完結しました。

 

改めて、素晴らしい作品を作ってくださった声優の皆様、スタッフの皆様、関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

 

1年間、どうもありがとうございました!!

 

 

 

そして、最後にスタプリのみんなへの思いの丈を綴ってみたいと思います。

 

 

 

まずは、ユニ

 

あなたは、プリキュア史上においても、最も過酷な過去を持つキャラとして出てきましたね。

 

故郷の惑星レインボーを救うために、時にアイドルとして、時に怪盗として、時にノットレイダーへのスパイとして、ありとあらゆる手段を取っていたのが印象的でした。

 

そんな仲、仇敵であるアイワーンとの戦いを通じて、敵の背景を汲み取り、許せるようにまでなったことは、人としての大変大きな成長だったと思います。

 

そんな素晴らしい成長をしてくれたユニに出会えて、私は幸せでした。

 

どうも、ありがとうございました!!

 

 

 

つぎに、まどかさん

 

あなたは、 “観星中の月” と呼ばれるほど、成績優秀で生徒たちの模範となるような生徒会長でしたね。

 

そして、厳格な父親の元で育ったことで、完璧な人であらねばならぬと自分に言い聞かせ、綱渡りのような生活を送っていたことに私は衝撃を覚えていました。

 

 

ですが、ひかるたちとのふれあいを通じて、普通の中学生として色々なことに楽しめるようになったり、ついには自分の意思で父親の元から飛び立てるようになるまでに成長したまどかさんは、素敵だと思いました。

 

そんな素晴らしい成長をしてくれたまどかさんに出会えて、私は幸せでした。

 

どうも、ありがとうございました!!

 

 

 

続いて、えれなさん

 

えれなさんは、 “観星中の太陽” と呼ばれるほど、いつも笑顔がまぶしく周りを明るくしてくれる女の子でしたね。

 

ですが、正直に言えば、私はあなたの笑顔が嫌いでした(苦笑)

 

テンジョウではないですが、あなたはどんな人とも笑顔で接すればいいと盲目的に信じていたところが、ネガティブな感情を抱きやすい私にとっては、中々に受け入れにくい人でもありました。

 

ですが、笑顔の素晴らしさを盲目的に信じていたあなたが、テンジョウとの戦いを通じて、人が持つ嘆き・悲しみを理解し、それでも笑顔差し伸べようと決意したことが、とても素晴らしいと思いました。

 

今のあなたは、笑顔の力を真の意味で知れ、優しさを持ち合わせた素敵な女の子だと思います。

 

そんな素晴らしい成長をしてくれたえれなさんに出会えて、私は幸せでした。

 

どうも、ありがとうございました!!

 

 

 

続いて、ララ

 

プリキュアシリーズで初めての宇宙人として登場したあなたは、最初は大人を自称しつつも、AIに頼り切っていて効率しか考えられていませんでしたね。

 

それでも、故郷から遥か遠い辺境の星である地球において、立派に暮らしていたと思います。

 

そして、ひかるたちとの生活を通じて、AIに頼ること無く自分で物事を考え、決められるようになりましたね。

 

特に、惑星サマーンでの事件や観星中で事件では、プリキュアや宇宙人としての正体をバレることに臆すること無く、人々のために戦った姿は今でも覚えています。

 

そんな素晴らしい成長をしてくれたララに出会えて、私は幸せでした。

 

どうも、ありがとうございました!!

 

 

 

最後は、やっぱり主人公のひかる

 

ひかるは、宇宙のことが大好きすぎて、一人でも「キラやばーっ!!」と夢中になれてしまう女の子でしたね。

 

あなたが見た夢があったからこそ、あなたがトゥインクルブックにフワ座というオリジナルの星座を描いたからこそ、全ては始まりましたね。

 

色々な星々を巡り、キラやばな体験をしていく中で、カッパードと対峙していくことで自分だけが「キラやば」と感じるだけでなく、みんなにも「キラやば」を体験してほしいと思えるようになりましたね

 

そんな、世界中の人々を、いや、宇宙中の人々に「キラやば」を感じてほしいと思えるようになったあなたは、とても魅力的で素敵な人になったと思います。

 

そんな素晴らしい成長をしてくれたひかるに出会えて、私は幸せでした。

 

どうも、ありがとうございました!!

 

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

プリキュアという作品は1年を通じて、女の子たちの心の成長が見られる素晴らしい作品だなと思いました。

 

そして、スタプリでは各々の成長を通じて、なりたい自分になることや、相手のことを思いやる “イマジネーション” の大切さについて教わることができました。

 

本当、1年間、スター☆トゥインクルプリキュアを見続けられて良かったなと心底思いました。

 

改めて、

 

1年間、どうもありがとうございました!!

 

 

 

 

 

さて、本日からはプリキュアの新シリーズ『ヒーリングっどプリキュア』が始まります。

 

ヒープリがどんな作品になるのか、楽しみにしています☆

 

スター☆トゥインクルプリキュア 第48話の感想 ―スター☆トゥインクルプリキュアの出した答え―

キュアスター

「消すわけないじゃん」

   

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

こんにちは、キュアまさPです。

 

今回は、スター☆トゥインクルプリキュア

第48話の感想とそこからあれこれ

思い至ったことなどを書かせていただきます。

 

いやー、今回のスタプリですが、

本当に感動して、何度も何度も見直しました。

 

そんなわけで、感動が多かったので

ちょっと長めの文章となります。

 

あらかじめ、ご了承ください。

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 
スター☆トゥインクルプリキュア 第48話

『想いを重ねて!闇を照らす希望の星☆』

  

脚本:村山 功

演出:宮元宏彰

作画監督:松浦仁美 増田誠治

美術:大西 穣

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

思いを重ねられず、守れなかった 

 

前回、へびついかい座のプリンセスに

特攻してしまったフワ。

 

そして、いなくなったフワに

絶望してしまったひかるたち。

 

へびつかい座のプリンセスによれば、

思いを重ねきれなかったから

儀式が不完全になったと言います。

 

考えてみれば、プリキュアたちの最大の技

スタートゥインクルイマジネーションを放つ際、

いつもフワは言います。

 

フワ

「みんなの思いを重ねるフワ!」

 

 

でも、ひかるたちとフワは思いを重ねられなかったんですよね。

 

そりゃそうだ。

 

今までみんなは「フワを守る!」と言って

戦ってきたのだから、フワを犠牲にすることは

できませんよね。

 

 

 

そして、へびつかい座のプリンセスは宇宙に闇を解き放ち、

全ての人々、全ての星々を飲み込みます。

 

ガルオウガ

「また、守れぬのか…?」

 

 

ガルオウガ様のこの一言はとても重たかった…。

 

彼の視点から見たら、大きな力の前には

自分たちはなすすべなく大切なものを奪われる

ということの連続。

 

辛い…。

 

 

 

いつも、全ての始まりはイマジネーションだった

 

闇の中、スターカラーペンダントの力で

唯一生き残ったひかるたち。

 

フワも、みんなも守れなかったと

絶望するひかるたち。

 

 

 

そんな中、トゥインクルブックに描かれた

フワ座を見て思い出します。

 

第1話を思い出せば、フワは元々

ひかるにとっては夢に出てきた妖精でした。

 

そして、夢というイマジネーションによって

フワ座が描かれたことで、フワと出会い、

色々な思い出を作ってきました。

 

 

 

全ての始まりは、イマジネーション。

 

イマジネーションという始まりがあって、

物事が現実化するのです。

 

それゆえに、ひかるはプリキュア

変身する時の歌を歌いだします。

 

そして、ララたちみんなも

ひかるに思いを重ねるように歌を歌い、

声を重ねていきます。

 

そして、“憧れの私” であるプリキュアへと変身します。

 

 

 

もう、この場面のね、ひかるの独唱がヤバかった。

 

希望を見出したひかるの歌声は、

優しく、とても安心感のある歌声でした。

 

それにつられるようにみんなが歌ってしまった

気持ちもわかります。

 

暗い闇の中でこそ、小さな希望という光は

より鮮明になるんですよね。

 

 

 

1人だけのイマジネーションは「つまんないじゃん!」

 

そして、へびつかい座のプリンセスとの

最後の戦いに臨みます。

 

へびつかい座のプリンセスは、

イマジネーションをプリンセスからの

借り物だと一蹴します。

 

でも、プリキュアたちは、

元はプリンセスのイマジネーションでも、

自分たちで考え、育てたイマジネーションは

今では自分たちのものだと主張します。

 

 

 

スタプリでのイマジネーションという言葉は、

本当に色々な意味が含まれていると思います。

 

一般的な想像力だけでなく、

感情であったり、自由意志であったり。

 

でも、へびつかい座のプリンセスを聞いていると、

へびつかい座のプリンセスこそ実は

想像力、イマジネーションが足りないように

感じるんですよね。

 

 

へびつかい座のプリンセス

「われの宇宙こそが美しい!

 われの宇宙こそが完全なのだ!!」

 

 

確かに、全ての宇宙を闇で飲み込み、

へびつかい座のプリンセスだけしか

存在しないのであれば、

世界の全てはへびつかい座のプリンセス1人で

完結するので、完全・完璧なのかもしれません。

 

ある意味では、理想の世界なのかもしれません。

 

 

  

でも、それに対するキュアスター

キュアミルキーの答えが秀逸で、

個人的には48話の最高の名言だと思いました。

 

 

キュアスター

「そんなの・・・

 つまんないじゃん!!

 

キュアミルキー

「そうルン。

 みんな、違うイマジネーションを持ってる。

 だから・・・

 だから宇宙は、楽しいルン!!

 

 

 

もう、なんというか、

 

最高だよね、この答え!!

 

 

 

なんで良いのかと言えば、

「あなたの考えは間違っている!」

という正義論を語っているのではなくて、

「楽しいかどうか」という視点で

語ってるからなんですよね。

 

 

 

世の中には多くの

「~しなければいけない」が溢れていて、

そして多くの正しい・間違っているという

視点で議論がなされていて。

 

もちろん、その考え方も “正しい” と思います。

 

けれども、人間の多くは

正しいことをしたいから動くのではなくて、

楽しいから動くんですよね。

 

だから、安易な正義論や道徳的な主張ではなくて、

純粋に「楽しいかどうか」で切り替えしていたのは

最高の答えだなと思いました。

 

 

 

スター☆トゥインクルプリキュアの出した答え

 

最終的に、闇に飲まれたはずの

人々のイマジネーションと思いを重ねた

スタートゥインクルイマジネーションにより、

宇宙中の闇は取り払われました。

 

ちなみに、思いを重ねる場面で

劇場版に出てきたユーマが

さりげなく登場しているのがまた、

にくい演出なんですよね。

 

うむ、泣けるわ…

 

 

 

スタートゥインクルイマジネーションを

放った後、全ての人々と星々が元に戻ります。

 

そして、ここからの場面で、

スター☆トゥインクルプリキュアという

作品が出した答え(メッセージ)でした。

 

大きく3つの答えが出てきたなと思います。

 

 

 

まず、自身が生き残ったことに疑問を覚えた

へびつかい座のプリンセスは問いただします。

 

 

へびつかい座のプリンセス

「なぜだ?

 なぜ、大いなる闇だけを消し、

 我を消さなかった?」

 

キュアスター

「消すわけないじゃん」

 

 

 

これが、スター☆トゥインクルプリキュアたちの

出した答えです。

 

自分と異なる価値観を持つ相手がいたとしても、

相手を消し去るのではなくて分かり合おうとすること。 

 

そうすることが楽しいことであり、

「キラやば」なことなんですよね。

  

 

f:id:multicolorlifestyle:20200126081716j:plain

 

 

 

もちろん、現実世界で全ての人と分かり合い、

仲良くなるということは不可能なのかもしれません。

 

でも、それでも、色々な人々と

分かり合おうとすることを掲げて生きることは、

楽しさに繋がると思うんですよね。

 

少なくとも、私はやっぱり、できるならば

どんな人々とでも分かり合いたいと思ってます。

 

(もちろん、性格的に受け入れられない人たちも

 一定数いると分かった上で、ですが)

 

 

 

それともう一つ、大事な問いかけがありました。

 

おうし座のプリンセス

「彼女たちのイマジネーションは、

 我々の想像をはるかに超えて育ちました。

 へびつかい座のプリンセス、

 わたしたちと共に、

 彼女たちを見守りませんか?」

 

へびつかい座のプリンセス

「いまさら戻れぬ。

 プリキュア、では見せてみろ。

 キラやば・・・な世界とやらを。

 もしその世界が誤っていれば、

 我は再び現れよう」

 

 

 

今まで分かり合おうとせずに、

排除しようとしてきた相手である

へびつかい座のプリンセスと分かり合おうとした

12星座のプリンセスたちもまた、

プリキュアたちのイマジネーションによって

成長したんだなと感じました。

 

それと同時に、過去の自分の行いや感情を

否定することはできないと、その申し出を拒否する

へびつかい座のプリンセスもまた良いなと思いました。

 

この場面で、へびつかい座のプリンセスが

急に心変わりをして12星座のプリンセスたちと

ともにするというのもまた違和感でしたのでね。

 

むしろ、今でも考えが変わらない

へびつかい座のプリンセスこそ、

プリキュアたちが「消すわけないじゃん」

といった相手なので、良かったなと思います。

 

 

 

前述したように、

人と分かり合おうとするのは大事です、

 

しかし、人と分かり合えなかったとしても、

相手の存在や考えを認めることというのも

また大事なことなんだなと思います。

 

相手の存在を無きものにするとか、

相手の考えを否定して潰すこととか、

それでは第二、第三のノットレイダーが

生まれるだけで、その負の連鎖は

終わりませんからね。

 

 

 

最後に出した答えは、

へびつかい座のプリンセスが去ろうとした時の

ノットレイダーの対応でした。

 

へびつかい座のプリンセス

「すぐに力を失うが好きに使え。

 我を追い、恨みを晴らすもよかろう」

 

 

へびつかい座のプリンセスから

闇の腕輪を託されたガルオウガ様。

 

しかし、彼はその腕輪の力を

自分たちの復讐のために使わず、

プリキュアたちの地球への帰還のために

使いました。

 

復讐をしない選択。

 

復讐の連鎖を断ち切る選択。

 

それこそが、強さだなと思いました。

 

その道を選んでくれてありがとう、

ノットレイダー。

 

 

 

別れはいつも、突然に

 

最後にフワを戻すために、

ひかるたちはスターカラーペンダントに宿る

イマジネーションの力を使いました。

 

フワはユニコーンの姿から

以前の妖精の姿として戻りました。

 

ただ、残念ながら記憶が内容に見えました。

 

でも、その際に言ったララのAIの言葉が

キラやばでした・・・。

 

 

ララのAI

「忘れるはずがありません」

 

 

 

なんて、重たいんだ。

 

なんて重みのある言葉なんだ…!! 

 

 

 

ララのAIは、第30話で惑星サマーンに行った時に、

母体であるマザーAIがアイワーン様に乗っ取られる

という事件が起こりました。

 

しかし、マザーAIを直す際に、

ララのAIがララ達と一緒に過ごしてきた

記憶がなくなるという話でした。

 

幸いにも、ララのAIの記憶は無事だったので、

こうして生き残っているわけですが、

そうした過去があったからこその

重みがありました。

 

 

 

そうしたララのAIの言葉のおかげか、

フワも「ひかる…?」と言います。

 

泣けました。

 

 

 

そして、別れは突然やってきました。

 

フワは、スターパレスが必要ということで

残ることに。

 

プルンスもフワの面倒を見るために残ることに。

 

(この時の「プルンスに任せるでプルンス」

 ほど信頼感と安心感のある言葉はありません)

 

ユニも、夢であった惑星レインボーを戻すために、

残ることに。

 

そして最後に、ララも惑星サマーンに

帰る選択をしました。

 

 

 

とうとう、スターカラーペンダントの力が尽き、

ララの別れの言葉も聞き取れなくなってしまいました。

 

でも、この時の

 

ララ

「ひ…かる…。

 あり…がと…」

 

 

 

 の言葉は、もう駄目でした。

 

涙腺崩壊です。

 

 

 

だって、ララが

サマーン語ではなくて、

日本語で話したんですよ?

 

サマーン語って、「ル」と「ン」しか

発音できないような言語なんですよ??

 

そんな、他の48音の声の出し方も

分からなかったようなララが

人知れずに頑張って練習してたんですよ???

 

 

 

ララ―――――ッ!!!(T_T)

 

 

 

ララ―――――ッ!!!(T_T)

 

 

 

ララ―――――ッ!!!(T_T)

 

 

 

 

 

 

 

最後の別れは、

「ありがとう」と「またね」でした。

 

 

 

最後に

 

今回のスター☆トゥインクルプリキュアの感想は以上です。

 

もうね、今回は最初からずっとヤバかった。

 

ヤバかったとしか言いようがないぐらい

ヤバかった(笑)

 

いや、ヤバかったではない。

 

 

キラやばだった!!

 

 

 

前回のブログの「最後に」で、

 

宇宙のみんなが幸せになれるような、

プリキュアも、ノットレイダーも、星空連合も、

スタープリンセスも、そして、

へびつかい座のプリンセスも

幸せになれるような未来がやってきてほしいです。

スター☆トゥインクルプリキュア 第47話の感想・着想・随筆 ―生命にイマジネーションを与えるということ― - Multicolor Lifestyle

 

 

 

と書きました。

 

今回の話だけでは、

へびつかい座が幸せになったかどうかは

定かではありませんが、宇宙のみんなが

キラやばな世界を作っていけば、

彼女もまた幸せになれるんだろうなと思いました。

 

 

 

さて、次回がとうとうスタプリの最終話となります。

 

次回予告を見る限りでは、

スタプリの最終回は大人にならずとも

ひかるたちとララたちは再会できそうな感じがしますね。

 

ハッピーエンドを楽しみにしています。