プリキュアを見てあれこれ思ったこと

プリキュア歴12年目のファンが、プリキュアの感想などをあれこれ書いていくブログです

スター☆トゥインクルプリキュア 第46話の感想 ―宇宙は一体、誰のもの?―

キュアスター

「みんな、宇宙を渡さないとか、

 乗っ取るとか…そんなの、おかしいよ!

 宇宙には、いろんな人たちがいるんだ。

 みんな、それぞれ、想いや、考え方も、全然違う…

 そんな人たちが、たくさん、たくさんいるんだよ!

 この宇宙は、誰かのものじゃない。

 みんなの宇宙でしょ!」

 

 

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こんにちは、キュアまさPです。

 

今回は、スター☆トゥインクルプリキュア

第46話の感想とそこからあれこれ

思い至ったことなどを書かせていただきます。

 

 

 

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スター☆トゥインクルプリキュア 第46話

『ダークネスト降臨!スターパレスの攻防』

  

脚本:村山 功

絵コンテ 座古明史

演出:ひろしまひでき

作画監督:上野ケン

美術: 渡辺佳人 デビー・リ 

 

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最終決戦開始 ~宇宙の存亡をかけた戦争の始まり~ 

 

いよいよ、スタプリも最終決戦に入りました。

 

今までに見たことのないノットレイダーの大群。 

ガルオウガ様、テンジョウ、カッパード、

そしてノットレイ全員がダークネスとの “鎧” を

まとっています。

 

鎧をまとった幹部はいつも以上に強敵です。

 

 

 

幹部との戦っている合間に、

UFOの大群がスターパレスを襲ってきたところで

間一髪、星空連合の艦隊が来ました。

 

ただ、星空連合の艦隊もノットレイダーの攻撃を

シールドで防ぐには限界で、反撃に転じます。

 

トッパー

「シールドのエネルギーをぶつけるでアル!」

 

乗組員

「シールド解除…全エネルギーを集中!」
 

トッパー

「この宇宙は渡さないでアル!」

 

  

星空連合の艦隊がノットレイダーのUFOを

ビームで焼き払う描写がありました。

 

これはもはや、星空連合とノットレイダーの戦争です。

 

 

プリキュアにおいて、ここまで明確な

戦争を描くとは思いもしませんでした。

 

過去に、ハピネスチャージプリキュア

幻影帝国が地球全土に戦争を仕掛けていたことも

ありましたが、軍隊や自衛隊などが直接戦う

描写はなかったので、衝撃的でした。

 

 

 

星空連合とノットレイダーの戦争における大義を見ると、

 

ノットレイダー

大事なものを奪われたり、

迫害されたりした宇宙人たちの手で

宇宙を乗っ取り秩序を正す

 

星空連合 

宇宙の秩序を乱す者を撃退する

 

となります。

 

 

 

一見すると、星空連合の大義の方が正しく、

ノットレイダーの方が悪いようにも見えます。

 

ただ、ノットレイダーたちの過去を見れば、

彼らの痛み、嘆き、怒り、悲しみなどを

救ってこなかった星空連合にも

いくらか否があると思います。

 

現実世界の戦争やテロでもそうですが、

弱者が自らの怒りや悲しみの声を上げる手段として

暴力に走る行為はいくらでもあります。

 

(もちろん、戦争をする理由はこれだけではなく、

 私利私欲のための戦争もあります)

 

 

 

そのような事情を理解せずに、

目には目を、歯には歯を、そして

暴力には暴力で対抗しても良いのでしょうか?

 

それでは結局、お互いの命が多く削り取られるまで

争いは終わりません。

 

 

 

宇宙は一体、誰のもの?

 

星空連合とノットレイダーの争いの間に入ったのが、

主人公のキュアスターでした。

 

キュアスター

「みんな、宇宙を渡さないとか、

 乗っ取るとか…そんなの、おかしいよ!

 宇宙には、いろんな人たちがいるんだ。

 みんな、それぞれ、想いや、考え方も、全然違う…

 そんな人たちが、たくさん、たくさんいるんだよ!

 この宇宙は、誰かのものじゃない。みんなの宇宙でしょ!

 

 星空連合も、ノットレイダーも…

 わたしも、みんなみんな、同じ宇宙に住む、

 宇宙人でしょ!」

 

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さすがプリキュア!!

 

プリキュアはこうでないと!!

 

 

 

現実の戦争でこんなことを言えば、

「甘い!」「何も分かっていない!」

という人が沢山いるでしょう。

 

反感を抱く人は大勢いるでしょう。

 

ですが、本当にそうでしょうか?

 

 

 

むしろ、相手の立場も考えず、

自己都合だけで争うだけでは

結局この世界から戦争はなくならない のです。

 

であれば、やはり相互理解と相互協力は

必要不可欠なんです。

 

キュアスターの言葉ではありませんが、

 

「みんなみんな、同じ地球に住む、地球人でしょ!」

 

 

 

弱者が起こした戦争ならば、

彼らを理解し、救うことを考えなければいけません。

 

私利私欲で起こした戦争ならば、

それも諭して戦争を止めさせなければなりません。

 

そして、争いのない(ように見える)日本ならば、

そのように仲介する役目を担えると思います。

 

戦争をしたがる原因は一体何なのか?

 

そこを理解して一緒に解決する方向で動くことが

戦争を回避する一番の方法なんだと思います。

 

 

 

ダークネストの正体 ~13番目のプリンセスは何を思う

 

ついに、ダークネストの正体が明かされました。

 

ダークネストはかつてスターパレスを去った

13番目のプリンセス、へびつかい座のプリンセスでした。

 

 へびつかい座のプリンセス

「我はやつらとともにこの宇宙を造った。

 だが、忌々しき想像力がはびこる

 この宇宙は完全なる失敗作。

 よって、すべて消し去る!」

 

 

プリンセスは宇宙を作った創造神でした。

 

そして、自らが思い描いた宇宙とは

全く違う宇宙ができてしまったために

消し去ろうというのです。

 

 

ノットレイダーが仕掛けた戦争は

弱者の声を上げるための手段の戦争でしたが、

へびつかい座のプリンセスが仕掛けた戦争は

私利私欲のための戦争です。

 

普通ならば、これは葬り去らねばいけない

という思考になりますが、

 

キュアスター

「倒すんじゃない

 みんなを…みんなを、守る!」

 

と言うのがプリキュアです。

 

 

 

今回は、ダークネストの鎧によって

イマジネーションを蝕まれたノットレイダーたちを

スタートゥインクルイマジネーションによって

開放しました。

 

初めて、ノットレイの素顔が見えました。

 

 

 

プルンスとアイワーン様、活躍する!! 

 

私が大好きなスタプリキャラの

プルンスとアイワーン様が大活躍でした。

 

プルンスは相変わらずプリキュアを逃すために

身体を張りました。

 

プルンス

「プルンスは…守れなかったでプルンスーーーッ!」 

 

プルンス、お前が悪いわけじゃない。

 

悪いのはへびつかい座のプリンセスだ!

 

 

 

それと、アイワーン様がコスモを助けるシーンも

素晴らしかったですね。

 

 

アイワーン

「かっ勘違いするなっつーの!

 騙してたあいつが許せないだけだっつーの!

 別にお前を助けたわけじゃないっつーの!」

 

アイワーン

「…ごめんだっつーの」

 

 

 

 

ツンデレアイワーン様、キターーーッ!!!

 

 

ツンデレアイワーン様、キターーーッ!!!

 

 

(笑)

 

 

これでキュアコスモとアイワーン様も

和解できた気がします。

 

あとは、惑星レインボーが救われることを願うばかりですね。

 

 

 

最後に

 

ということで、今回のスター☆トゥインクルプリキュアの感想は以上です!

 

フワとプリンセスたちが連れさられてしまった最終決戦。

 

個人的に、プリキュアたちが

へびつかい座のプリンセスを救済するのか、

あるいは討伐するのか、どのような選択が

見どころだと思います。

 

この結末次第で、スタプリの評価が大きく変わると思います。

 

また、次回予告ではプリキュア

星空連合とノットレイダーの共闘も見られたので、

今から待ち遠しいです!!

 

 

 

それと、いよいよ出てきました、

ヒーリングっとプリキュア!!

 

のどかちゃんのメチャメチャ一般人っぽい

キャラデザが個人的に大変気にいいっています(笑)

 

あと、キュアグレースも可愛らしくていいですよね。

 

ヒーリングっとプリキュア、今から楽しみです♪