プリキュアを見てあれこれ思ったこと

プリキュア歴12年目のファンが、プリキュアの感想などをあれこれ書いていくブログです

スター☆トゥインクルプリキュア 第47話の感想 ―生命にイマジネーションを与えるということ―

プリンセスたち

「見てみたいのです。

 この宇宙に生きる者たちが、

 イマジネーション、

 想像力を巡らして作る世界を」

 

 

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こんにちは、キュアまさPです。

 

今回は、スター☆トゥインクルプリキュア

第47話の感想とそこからあれこれ

思い至ったことなどを書かせていただきます。

 

 

 

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スター☆トゥインクルプリキュア 第47話

『フワを救え!消えゆく宇宙と大いなる闇!』

  

脚本:村山 功

絵コンテ:村上貴之

演出:関 暁子

作画監督:池内直子 森 亜弥子

美術:齋藤 優

 

 

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因縁の相手との和解 

 

フワとスタープリンセスたちが連れ去られ、

それを追いかけに行くプリキュアたち。

 

この際、プリキュアたちがそれぞれ、

ノットレイダー側の因縁の相手と

会話するシーンはとても印象的でしたね。

 

 

 

ひかるとララがカッパードに

おにぎりの差し入れをしに行く場面。

 

カッパード

「グイグイ来るな!いらぬ!

 そのような得体の知れぬ物体は!」

 

ララ

「決めつけはなしルン!」

 

 

ララの口から「決めつけはなしルン!」の

台詞が出てくるだけでも感動なのに、

それをカッパードに対して言うなんて…!!

 

そして、おにぎりを食べて認めることで、

異星人と分かり合うカッパード。

 

 

最高やな!!

 

 

 

 

 

続いてのえれなさんとテンジョウの場面。

 

テンジョウ

「聞いたわ。あなたたちが

 みんなの暴走を止めてくれたって。

 コマちゃんたちも救ってくれた。

 礼を言うわ」

 

えれな

「そんな、お礼だなんて」

 

テンジョウ

「ありがとう」

 

 

テンジョウが「ありがとう」と

お礼を言う際に微笑んでいたの、

 

最高かよ!!(笑)

 

 

いやー、とうとうえれなさんが

テンジョウさんを笑顔にできて。

 

テンジョウさんにとっての笑顔は

コマちゃんことノットレイたち仲間と

過ごすことだったとはね。

 

ノットレイダーたちは大切なものを

奪われた者同士の集まりでしたが、

そこでできた絆は彼らにとっては

かけがえのないものだったんだなと。

 

そして、それらを守ってもらえたことに

お礼と笑顔で返すテンジョウさん。

 

素敵だわ!!

 

 

 

続いては、ユニとアイワーンの場面。

 

ユニ

「ったく、派手に改造してくれたわね。

 本当、センスないニャン」

 
アイワーン

「うるさいっつーの!

 めちゃくちゃ癖がある宇宙船だっつーの!」


ユニ

「コツがいるニャン」

 

 

 

ツンデレアイワーン様、キターーーッ!!

 

 

ツンデレアイワーン様、

最高ーーーっ!!!(笑)

 

 

 

ツンデレ同士のユニとアイワーン様。

前回でも和解しましたが、

今回はさらに以前のバケニャーンとアイワーン様の

ような関係を見せてくれたことが

嬉しくて嬉しくて…。

 

泣けます、本当に。

 

 

 

最後は、まどかさんとガルオウガ様。

 

ガルオウガ

「なぜ受け入れる?

 我々の仕打ち、そう簡単に忘れられるものではない」


まどか

「皆さんが、心の底から受け入れているのか、

 わたくしには分かりません」

 

まどか

「でも、わたくしは、ただ、前を向いて歩いていきたいです」 

 

 

この2人は、今までの3組ほどの

熱いドラマがあったわけではないのですが、

それぞれが “人の上に立つ者” であるので、

このやりとりも大変味わいがありました。

 

それになにより、まどかさんの

「わたくしは、ただ、前を向いて歩いていきたいです」 

は、まどかさんの成長を真っ直ぐに表した

言葉なのでいいなと感じました。

 

 

 

以上のように、ノットレイダーとは

首領以外和解できました。

 

 47話まで長かったけど、本当に良かった。

 

プリキュアシリーズでは、

今回のように敵と分かり合い、和解する、

というのを長年描き続けてきていますが、

何度見ても良いものですね。

 

うむ、本当に良かった。

 

「良かった」と「最高」しか言ってませんね、自分(笑)

 

 

 

大切なものを守りに行く漢たち

 

いよいよ、ノットレイダーの星に

到着するという時の出撃シーンが

個人的には最高にカッコよかったです。

 

テンジョウ

「行くよ、コマちゃんたち!」

 

ノットレイA

「行くぜ!」

 

ノットレイBC

「「おう!」」

 

ノットレイたち

「「「ノットレイ!!」」」

 

 

今まで、プリキュアに襲いかかる

ただの一般兵としてしか見れなかった

ノットレイたち。

 

ですが、プリキュアたちと和解した今、

ノットレイたちが戦う理由は

「自分たちが住む大切な宇宙を守るため」

に変わりました。

 

そして、大切なものを守るために戦う

ノットレイたちは、もはや “漢たち” に

しか見えませんでした。

 

 

 

…てか、

 

ノットレイのマスクをかぶる前の

ノットレイたちの声、

かっこよくないですか??(笑)

 

 

 

もう、私の中で彼らはただのヤラレ役ではなく、

立派なヒーローです。

 

宇宙戦隊ノットレイです(笑)

 

宇宙平和のために、頑張れ、ノットレイ!!

 

 

 

生命にイマジネーションを与えるということ

 

ノットレイダーの星に付き、

プリキュア、ノットレイダー、星空連合の

共闘が始まります。

 

そして、何より熱いのは、

ノットレイダーたちによる

「ここは俺たちに任せて先へ行け!」

展開でした。

 

いやー、王道なのに、ホンマに熱い!!

 

 

 

そして、たどり着いたスターパレスの中枢で、

再びへびつかい座のプリンセスと対峙します。

 

そして、その際に衝撃的な事実が明かされます。

 

へびつかい座のプリンセス

トゥインクルイマジネーションが

 わたしたちの力だと?

 何も知らされていないようだな。

 教えてやろう。

 この宇宙のいのち、すべてに宿るイマジネーション。

 その力は、プリンセスから分け与えられたのだよ」

 

 

全宇宙の人々に宿るイマジネーションは、

創造神たるスタープリンセスたちによって

与えられたものでした。

 

 

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そして、イマジネーションを与えるかどうかを

議論の際に、12星座のプリンセスたちと

へびつかい座のプリンセスとで対立してしまったのです。

 

 

へびつかい座のプリンセス

「イマジネーションを与えるだと?」

 

プリンセスたち

「ええ、生まれてくる命に。

 我らの力、イマジネーションの力を」

 

へびつかい座のプリンセス

「何ゆえに?」

 

プリンセスたち

「見てみたいのです。

 この宇宙に生きる者たちが、

 イマジネーション、

 想像力を巡らして作る世界を」

 

へびつかい座のプリンセス

「与えたイマジネーションが歪めばどうする?

 宇宙の秩序がなくなるぞ!」

 

プリンセスたち

「歪みは、人々のイマジネーションが

 正してくれるでしょう」

 

おうし座のプリンセス

「歪んだイマジネーションをただす、

 前へと戻すべく浄化する

 プリ、キュアの力が」

 

 

 

かつてのプリンセスたちの会話を見ると、

へびつかい座のプリンセスが悪だとは、

到底言えません。

 

確かに、イマジネーション=自由意志が

悪い方向に動けば(歪めば)、

争いが起きて、怒り、憎しみ、悲しみなどが

宇宙に広がるでしょう。

 

宇宙を争いのないものにするためには、

怒りや憎しみ、悲しみなどをなくすためには、

そもそもイマジネーションを分け与えなければ

良いという考えは一理あります。

 

へびつかい座のプリンセスも、

宇宙のことを考えて意見していたのです。

 

 

 

ですが、他のプリンセスが望んだように、

生き物たちがただ生きているだけではなく、

イマジネーションを持つことで、

愛情や優しさ、楽しさなどで満ちて、

宇宙がより豊かになることも考えられます。

 

そして、万が一イマジネーションが

歪んだ時の対策として、プリキュアという

存在も用意しておくのです。

 

 

 

へびつかい座のプリンセスのような

保守的な考え方も悪くはありませんが、

やはり自由意志を持つ人間としては、

12星座のプリンセスの主張に賛同したい

ところではありました。

 

神々であるスタープリンセスにしか

持っていなかったイマジネーション(自由意志)。

 

ですが、イマジネーションを持つからこそ、

イマジネーションの良さを知っており、

それを宇宙中の生命に体感してもらいたい。

 

そんな思いに私は結構共感してしまいました。

 

 

 

「宇宙のために」犠牲になることは正しいのか 

 

宇宙中に住まう生命たちに

イマジネーションを与えたことで、

豊かになった一方で、

へびつかい座のプリンセスが懸念していた

イマジネーションの歪みも起こりました。

 

そして、それらを見たへびつかい座のプリンセスは

宇宙を消し去るという思考に走ってしまいました。

 

 

 

しかし、このへびつかい座のプリンセスの

イマジネーション自体も歪んでしまったと見れば、

12星座のプリンセスたちからすれば

プリキュアによって修正されるべき

存在となっていたのでしょう。

 

これは、とても悲しいことです。

 

 

 

そして、イマジネーションの歪みを直す存在として、

スタープリンセスたちはフワを生み出したのです。

 

ですが、フワもまたスタープリンセスたちの

力を宿した存在であったからこそ、

イマジネーション(自由意志)を持ってしまったのです。

 

 

 

おそらく、スタープリンセスはフワに

イマジネーションを宿すつもりはなかったと思います。

 

ですが、自分たちの力を分け与えたことで、

必然的にイマジネーションが宿ってしまった。

 

だからこそ、フワの運命を考えた時に、

プリキュアたちに真実を話せなかったのだと思います。

 

そして何より、スタープリンセスは

「宇宙のために」という大義があったからこそ、

フワの犠牲を強いたのだと思います。

 

 

 

結局、イマジネーションを持つフワと

沢山の時間を過ごしてきたプリキュアたちは、

「フワを守る!」と言ってプリキュアに目覚めた

ひかるたちは、フワを犠牲にして

宇宙を守るという選択はできなかったのです。

 

 

 

でも、一方で、今まで

「みんなを守る」と戦い続けてきた

プリキュアの姿を見てきたフワは、

「今度は自分の番だ」と言わんばかりに、

宇宙の平和のためにへびつかい座のプリンセスに

スタートゥインクルイマジネーションで

特攻してしまいました。

 

 

 

この姿を見て思い出したのが、

プリキュアシリーズの初代である

ふたりはプリキュアのエンディング曲でした。

 

 

地球のため みんなのため

それもいいけど忘れちゃいけないこと

あるんじゃない?!の!

 

ゲッチュウ!らぶらぶぅ?! 

(作詞:青木久美子 作曲:佐藤直紀 歌:五條真由美)より

 

 

 

正義のヒーローはみんなのために動く。

 

でも、そのみんなに、フワという存在が

含まれていないのは悲しいことです。

 

犠牲の精神は一見すれば素晴らしいのですが、

残された者の悲しみは、はかりしれません。

 

イマジネーション(自由意志)を持つ者を

犠牲にしてはいけないのです。

 

 

 

フワ、マジで

死なないでくれーーーっ!!!

 

 

 

最後に

 

ということで、今回のスター☆トゥインクルプリキュアの感想は以上です。

 

フワが犠牲になったまま終わるとは到底思えませんし、

その上でへびつかい座のプリンセスを討伐する、

あるいは救済するというのも全く思えません。

 

結末がどうなるか、全く読めないスタプリ。

 

残るはあと2話。

 

 

宇宙のみんなが幸せになれるような、

プリキュアも、ノットレイダーも、星空連合も、

スタープリンセスも、そして、

へびつかい座のプリンセスも

幸せになれるような未来がやってきてほしいです。

 

 

 

プリキュアは絶対に、諦めない!!

 

視聴者の私も、諦めない!!(笑)

工藤真由さん(くどまゆさん)の復活ライブ『Welcome Back!!LIVE〜NEXT STAGE〜(昼の部)』の感想

どうも、こんにちは!

キュアまさPです。

 

昨日、私が敬愛する歌手の工藤真由さん

(以下、くどまゆさん)の復活ライブ

『 Welcome Back!!LIVE〜NEXT STAGE〜 』

に参加してきました!

  

 

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ライブは昼の部と夜の部の2回行われ、

両方参加してきましたが、

今回は昼の部の感想を書かせていただきます。

 

 

 

 

※ 本記事は私がライブ中にメモをした記録と

 私が感じたことをまとめた記事となります。

 工藤真由さんや出演者・スタッフの皆様の

 言動や意図と異なる場合がありますので、

 あらかじめご了承ください。

 

 

工藤真由さんについて

 

私のブログで初めて工藤真由さんのことを

知る方もいらっしゃるかもしれないので、

簡単にご紹介させていただきます。

 

工藤真由さんは、2007年に放送されていた

『Yes!プリキュア5』のオープニングで

デビューされた歌手です。

 

 

llvictor.com

 

 

その後、Yes!プリキュア5Go Go! のオープニング、

ハートキャッチプリキュア!のエンディング、

スイートプリキュア♪のオープニングと

数多くのプリキュアシリーズの主題歌を歌われ、

プリキュアシリーズの成長期を支えた歌手です。

 

その人気は、昨年2019年9月に

NHK BSプレミアムで放送された

『全プリキュア大投票』の歌部門ランキング

ベスト10の内、5曲がランクインするほど

凄まじい人気を博しています。

 

 

www.nhk.or.jp

 

 

ミュージカルや舞台などにも活躍されていましたが、

2017年4月15日(土) の卒業ライブを持って

惜しくも芸能界を引退されてしまいました。

 

引退後にはご出産され、現在1児の母。 

 

しかし、「やっぱり歌を歌いたい!」と思い至り、

昨年2019年9月12日(金) に芸能界に復帰され、

本日2020年1月13日(月・祝) に復帰ライブを

迎えられました。

 

 

 

 

ライブ会場入り口の様子

 

今回のくどまゆさんの復活ライブの会場は、

表参道にあるライブスペース

『表参道GROUND』で開催されました。

 

www.omotesando-ground.jp

 

 

私が会場に行ったのは13時50分で、

開場10分前でした。

 

この時、会場前は既に長蛇の列でした。

 

 

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くどまゆさんのワンマンライブは、

卒業ライブ以来なので2年9ヶ月ぶりでした。

 

みんな、久しぶりのくどまゆさんに

飢えていたのだ!!(笑)

 

(もちろん、私も飢えていましたw)

 

 

 

まゆ友からくどまゆさんへのプレゼント

 

今回の復活ライブにて、くどまゆさんのファン

(通称:まゆ友)の方々で有志を募り、

サプライズプレゼントを2つ用意されていました。

 

1つ目は、スタンド花です。

 

 

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お花だけでなく、ハートのバルーンが

沢山ついた豪華なスタンド花でした!

 

それと、スタンド花の真ん中に

“入学証書” が添えられていました。

 

 

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実は、卒業ライブの時に、

まゆ友の皆さんからくどまゆさんに

卒業証書が授与されていたのですが、

今回はくどまゆさんが新たなステージに進む

ということで、“入学証書” が授与された

というわけです。

 

私自身、そうした歴史も見てきた人間なので、

粋なプレゼントだなと思っていました。

 

 

 

それと、もう1つのプレゼントとして、

横断幕が用意されていました。

 

 

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こちらはライブ会場の壁に飾られており、

サイズとしては2m×2m程度ぐらいありました。

(直接測っていないのでサイズは定かでは

 ありませんが)

 

 

 

私自身、このプレゼント企画に対しては

お金を少しカンパした程度でした。

 

なので、音頭を取ってご用意してくださった

まゆ友の方々には感謝しつくせません。

 

素晴らしいプレゼントをご用意していただき、

ありがとうございました☆

 

 

 

昼の部のライブ(前半)の感想

 

ライブは予定どおり、14時30分から始まりました。

 

ライブの感想はセットリスト順に

書き連ねていこうかと思います。

 

 

01. Tomorrow song 〜あしたのうた〜

 

個人的に、復活ライブで最初に歌う歌は、

新たなステージに進むための指針となる歌だと

思っていました。

 

そこで、くどまゆさんの代表曲で

下記3点を候補として考えていました。

 

  1. プリキュア5、スマイルgogo!
    原点回帰、初心に戻る意味も込めて。
    また、勢いがあり合いの手も入れやすいので
    景気づけにもってこいの曲です。

  2. My sweet days
    初のオリジナルCDの一曲目で、
    これからの新しい日々に胸を踊らす様を
    表している名曲です。

  3. Go My Way! 
    ザ・くどまゆソング。
    工藤真由さんの人生そのものを歌った曲。
    勢いもあって盛り上がれる曲です。

 

 

そんな風に候補を考えていたので、

ハートキャッチプリキュア!の後期エンディング

『Tomorrow song 〜あしたのうた〜』が

最初に着たのは衝撃的でした。

 

 

 

ですが、本曲の出だし

 

さあ! うたおう! 声をあわせ!

さあ! 集まれ!

 

Tomorrow song 〜あしたのうた〜

(作詞:六ツ見純代 作曲:高取ヒデアキ 歌:工藤真由)より

 

 

は、くどまゆさんが久しぶりにライブで

歌われることの喜びや、みんなで盛り上がろう

といったメッセージが込められているように

感じます。

 

そういった意味から、

この選曲は大正解なのだなと思わされました。

 

 

 

それと、本曲の副題の「あしたのうた」は、

明日以降の、未来にもくどまゆさんと一緒に

歌える機会があるという希望さえも

感じさせられます。

 

うむ、素晴らしい。

 

素晴らしすぎるわ!!

 

 

 

安易に予想していた自分が恥ずかしいです。

 

やはり、歌手の方が歌に込める思いは、

私のような観客とは違うのだなと思いました。

 

 

 

02. たとえどんなに離れていても

 

この曲は、卒業ライブの最後に、

ダブルアンコールでくどまゆさんが

独唱された曲なんですよね。

 

 

たとえどんなに離れていても

見えない糸で繋がってる

また次会う時は最高の

笑顔で会おう! 約束だよ

 

たとえどんなに離れていても

(作詞:工藤真由 作曲:前田克樹 歌:工藤真由)より

 

 

卒業ライブでこのパートを聞いた時に、

「また会いましょう!!」と

心で誓っていただけに、今回の再会は

本当に笑顔での再会となりました。

 

今回の歌で響いたのは、

 

 

やりたい事が沢山ある

ドキドキワクワクが止まらない

諦めなければきっと夢は

必ず叶うから 自分を信じて

 

たとえどんなに離れていても

(作詞:工藤真由 作曲:前田克樹 歌:工藤真由)より

 

 

同じ曲で、別れの時に響く部分と

未来に向かって進む時に響く部分が

あるんだなと感じさせられました。

 

本当、これからもくどまゆさんの

ライブに参加できると思うと、

ワクワクが止まらないです!!(笑)

 

 

 

03. ひまわり

 

私が人生で一番聞いている曲で、

くどまゆさんの曲の中で一番好きなのが

この『ひまわり』です。

 

もう、復活ライブで歌ってくださっただけで、

私の満足度は1億点を超えました!!(笑)

 

 

 

『ひまわり』の魅力については、

またいつかブログに書かせていただきますが、

 

くどまゆさんにとってひまわりという花は

一番好きなお花ということもあり、

今回のライブで販売されたTシャツやタオルの

デザインにも描かれています。

 

それと余談ですが、くどまゆさんのTwitter

ハンドルネームにもひまわりの絵文字が入っています。

 

 

twitter.com

 

 

そんなくどまゆさんにとっても大切な存在である

“ひまわり” の歌を歌ってくださっただけで、

私の胸はいっぱいでした。

 

生で『ひまわり』を聞けただけで、

ライブのお釣りは十二分に返ってきました。

 

くどまゆさん、『ひまわり』を歌ってくださり、

ありがとうございました!!

 

 

 

04. 君のそばで

 

4曲目はオリジナルソングの『君のそばで』でした。

 

こちらは以前、くどまゆさんがご出演されていた

舞台『WILD HALF』の主題歌でした。

 

私自身、当時舞台を見に行けなかったのですが、

これも相手のことを想う気持ちを描いた

素晴らしいバラードなんですよね。

 

ライブ当日では、舞台の明かりを真っ暗にして、

くどまゆさんとピアノの安保一平のみに

スポットライトがあたっており、

感傷に浸れる雰囲気でした。

 

 

 

質問コーナーの感想

 

前半戦が終わってから、くどまゆさんが

観客の皆さんの質問に答える

質問コーナーとなりました。

 

くどまゆさんへの質問は、

ライブ前にアンケート用紙に質問を書いて、

その中から抽選で質問に答えていく

というものでした。

 

今回、くどまゆさんがお答えくださった質問は

下記の8点でした。

 

  1. お子さんが生まれて一番変わったことは?
  2. お子さんと過ごして幸せを感じる時はいつ?
  3. プリキュア15周年記念ライブに出た感想は?
  4. 復活してからやってみたいことは?
  5. 今、歌ってみたいアニメシリーズは?
  6. くどまゆさんの過去についてお子さんにはいつ話す?
  7. 他のプリキュア歌手の方とコラボしてほしい!
    (特に、吉田仁美さんと!)
  8. オリンピックに出るとしたら何の競技がいい?

 

 

それぞれの質問に対するくどまゆさんのお答えを

簡単にまとめると、下記のようになります。

 

  1. お子さんが生まれて一番変わったことは?
    今まで不規則だった生活リズムが規則正しくなった!

  2. お子さんと過ごして幸せを感じる時はいつ?
    子供の成長を見られた時。
    最近だと、スーパーのレジの店員さんに
    欲しい物を自分で渡すようになった!

  3. プリキュア15周年記念ライブに出た感想は?
    体力的に歌えるか不安だったけど、楽しかった!
    あのライブがあったからこそ、復活しようと思った。
    プリキュアはファミリー。

  4. 復活してからやってみたいことは?
    オリジナル曲を作りたい!

  5. 今、歌ってみたいアニメシリーズは?
    戦隊モノの主題歌を歌いたい!

  6. くどまゆさんの過去についてお子さんにはいつ話す?
    歌手のことはもう話してる。
    今日も「お仕事に行ってくるね!」と行って出てきた。

  7. 他のプリキュア歌手の方とコラボしてほしい!
    (特に、吉田仁美さんと!)
    ワンマンライブでひーちゃん(吉田さん)との
    コラボはなかったのでやってみたいかも。
    他のプリキュア歌手の方ともやってみたいので、
    次に誰とコラボするのかはお楽しみに♪
  8. オリンピックに出るとしたら何の競技がいい?
    昔、ミニバスケットをやってたので
    バスケットボールに出たいかな。

 

実は、お子さんとのことに関する

質問1と2は私が書いた質問だったので、

いきなり読まれた時はマジでビックリしました。

 

でも、くどまゆさんの子育て状況とか

Twitterとかではあまり見かけないので、

私としてはお話を聞けて良かったなと思いました。

 

 

 

昼の部のライブ(後半)の感想

 

ライブの後半戦の感想もセットリスト順に

書き連ねていきます。

 

後半はカバー曲2曲と持ち歌3曲を歌われました。

 

 

05.  Lover Come Back To Me

 

昔、くどまゆさんがコーラスでジャズを

歌われていたこともあったということで、

ジャズを1曲歌われていました。

 

私自身、くどまゆさんにジャズのイメージは

ほとんどなかったのですが、

歌われるとやはり上手いんですよね!!

 

これからますます大人な魅力が増してくる

くどまゆさんがこちらの路線に行っても

いいのではないかと思いました。

 

 

 

06.  可愛いアイシャ

 

もう1つのカバー曲は、スティーヴィー・ワンダー

『可愛いアイシャ』でした。

 

正直、歌の名前からピンときませんでしたが、

これは誰もが一度は聞いたことのある曲

ということで、聞いたらすぐに分かりました。

 

名曲は時代を超えてますね。

 

 

 

07. Birthday Present☆

 

続いてはオリジナルソングで、

くどまゆさんが作詞作曲をされた

『Birthday Present☆』でした。

 

こちらはくどまゆさんがお母様のことを

想って書いた曲なのですが、

私が過去に参加していたライブでも

必ずといっていいほど歌われていた曲なんですよね。

 

おそらく、くどまゆさんが観客の皆さんに

少しでも恩返ししたいという気持ちで

歌われているのだと思います。

 

 

 

そして、

 

「今日、誕生日の人ーーーつ???」

 

と、くどまゆさんに聞かれたところ、

残念ながら誕生日当日の方はいませんでした。

 

ですが、明日が誕生日だという人がいたので

おしかったなと思いました。

 

また、1月生まれの方も5~6名

(観客の1割に満たない)程度でした。

 

 

 

ちなみに、『Birthday Present☆』の歌は、

初めて聞く方でもすぐに歌える歌です。

 

なので、歌の最後の方は男性客、

女性客、全員での合唱をしました。

 

女性客の合唱を聞いた時、くどまゆさんが

「かわいい!!」とおっしゃってましたが、

本当に可愛らしい感じの歌声でした。

 

 

 

08. プリキュアfly

 

ライブ終盤の2曲は、

くどまゆさんらしく勢いのある歌でした。

 

プリキュアfly、カッコよかったわ…

 

 

 

09. プリキュア5、スマイルgo go!

 

そして、昼の部の最後の曲は、

私が1曲目の候補に上げていた

プリキュア5、スマイルgo go!』でした。

 

本曲の出だし

 

1.2.3.4 プリキュア5!

 

プリキュア5、スマイルgo go!

(作詞:只野菜摘 作曲:岩切芳郎 歌:工藤真由)より

 

 

からして、勢いMAX。

 

数字のカウントの部分を合いの手することで、

出だしから最高潮なんですよね!

 

やっぱり、くどまゆさんの原点の歌である

プリキュア5、スマイルgo go!』

は、プリキュア魂もストレートに表現されてるし、

くどまゆ魂も込もっているので、

聞いていてすごく気持ちよかったです!!

 

歌ってくださってありがとうございました☆

 

 

 

最後に

 

そんなこんなで、

くどまゆさんの復活ライブ昼の部は

あっという間でした。

 

といっても、時間にしても70分程度と

プリキュア映画1回分なので、

体感としても本当に一瞬でした。

 

 

 

また、全体を通して振り返ってみると、

要所を抑えた選曲であると思った一方で、

私がイメージするくどまゆさんらしい

パワフルな歌は抑え気味だったので、

夜の部にパワーを温存してるなとも感じました。

 

(でも、個人的には『ひまわり』を

 歌ってくださったので1億点超えです(笑))

 

ちなみに、観客である私達にも

イスが用意されていて、

座りながらライブを鑑賞していたので、

このことからも本番は夜かなと感じていました。

 

 

 

…というわけで、夜のライブがどんな感じの

ライブであったのか?

 

は、次回以降のブログで書かせていただきますので、

どうぞお楽しみに☆

スター☆トゥインクルプリキュア 第46話の感想 ―宇宙は一体、誰のもの?―

キュアスター

「みんな、宇宙を渡さないとか、

 乗っ取るとか…そんなの、おかしいよ!

 宇宙には、いろんな人たちがいるんだ。

 みんな、それぞれ、想いや、考え方も、全然違う…

 そんな人たちが、たくさん、たくさんいるんだよ!

 この宇宙は、誰かのものじゃない。

 みんなの宇宙でしょ!」

 

 

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こんにちは、キュアまさPです。

 

今回は、スター☆トゥインクルプリキュア

第46話の感想とそこからあれこれ

思い至ったことなどを書かせていただきます。

 

 

 

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スター☆トゥインクルプリキュア 第46話

『ダークネスト降臨!スターパレスの攻防』

  

脚本:村山 功

絵コンテ 座古明史

演出:ひろしまひでき

作画監督:上野ケン

美術: 渡辺佳人 デビー・リ 

 

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最終決戦開始 ~宇宙の存亡をかけた戦争の始まり~ 

 

いよいよ、スタプリも最終決戦に入りました。

 

今までに見たことのないノットレイダーの大群。 

ガルオウガ様、テンジョウ、カッパード、

そしてノットレイ全員がダークネスとの “鎧” を

まとっています。

 

鎧をまとった幹部はいつも以上に強敵です。

 

 

 

幹部との戦っている合間に、

UFOの大群がスターパレスを襲ってきたところで

間一髪、星空連合の艦隊が来ました。

 

ただ、星空連合の艦隊もノットレイダーの攻撃を

シールドで防ぐには限界で、反撃に転じます。

 

トッパー

「シールドのエネルギーをぶつけるでアル!」

 

乗組員

「シールド解除…全エネルギーを集中!」
 

トッパー

「この宇宙は渡さないでアル!」

 

  

星空連合の艦隊がノットレイダーのUFOを

ビームで焼き払う描写がありました。

 

これはもはや、星空連合とノットレイダーの戦争です。

 

 

プリキュアにおいて、ここまで明確な

戦争を描くとは思いもしませんでした。

 

過去に、ハピネスチャージプリキュア

幻影帝国が地球全土に戦争を仕掛けていたことも

ありましたが、軍隊や自衛隊などが直接戦う

描写はなかったので、衝撃的でした。

 

 

 

星空連合とノットレイダーの戦争における大義を見ると、

 

ノットレイダー

大事なものを奪われたり、

迫害されたりした宇宙人たちの手で

宇宙を乗っ取り秩序を正す

 

星空連合 

宇宙の秩序を乱す者を撃退する

 

となります。

 

 

 

一見すると、星空連合の大義の方が正しく、

ノットレイダーの方が悪いようにも見えます。

 

ただ、ノットレイダーたちの過去を見れば、

彼らの痛み、嘆き、怒り、悲しみなどを

救ってこなかった星空連合にも

いくらか否があると思います。

 

現実世界の戦争やテロでもそうですが、

弱者が自らの怒りや悲しみの声を上げる手段として

暴力に走る行為はいくらでもあります。

 

(もちろん、戦争をする理由はこれだけではなく、

 私利私欲のための戦争もあります)

 

 

 

そのような事情を理解せずに、

目には目を、歯には歯を、そして

暴力には暴力で対抗しても良いのでしょうか?

 

それでは結局、お互いの命が多く削り取られるまで

争いは終わりません。

 

 

 

宇宙は一体、誰のもの?

 

星空連合とノットレイダーの争いの間に入ったのが、

主人公のキュアスターでした。

 

キュアスター

「みんな、宇宙を渡さないとか、

 乗っ取るとか…そんなの、おかしいよ!

 宇宙には、いろんな人たちがいるんだ。

 みんな、それぞれ、想いや、考え方も、全然違う…

 そんな人たちが、たくさん、たくさんいるんだよ!

 この宇宙は、誰かのものじゃない。みんなの宇宙でしょ!

 

 星空連合も、ノットレイダーも…

 わたしも、みんなみんな、同じ宇宙に住む、

 宇宙人でしょ!」

 

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さすがプリキュア!!

 

プリキュアはこうでないと!!

 

 

 

現実の戦争でこんなことを言えば、

「甘い!」「何も分かっていない!」

という人が沢山いるでしょう。

 

反感を抱く人は大勢いるでしょう。

 

ですが、本当にそうでしょうか?

 

 

 

むしろ、相手の立場も考えず、

自己都合だけで争うだけでは

結局この世界から戦争はなくならない のです。

 

であれば、やはり相互理解と相互協力は

必要不可欠なんです。

 

キュアスターの言葉ではありませんが、

 

「みんなみんな、同じ地球に住む、地球人でしょ!」

 

 

 

弱者が起こした戦争ならば、

彼らを理解し、救うことを考えなければいけません。

 

私利私欲で起こした戦争ならば、

それも諭して戦争を止めさせなければなりません。

 

そして、争いのない(ように見える)日本ならば、

そのように仲介する役目を担えると思います。

 

戦争をしたがる原因は一体何なのか?

 

そこを理解して一緒に解決する方向で動くことが

戦争を回避する一番の方法なんだと思います。

 

 

 

ダークネストの正体 ~13番目のプリンセスは何を思う

 

ついに、ダークネストの正体が明かされました。

 

ダークネストはかつてスターパレスを去った

13番目のプリンセス、へびつかい座のプリンセスでした。

 

 へびつかい座のプリンセス

「我はやつらとともにこの宇宙を造った。

 だが、忌々しき想像力がはびこる

 この宇宙は完全なる失敗作。

 よって、すべて消し去る!」

 

 

プリンセスは宇宙を作った創造神でした。

 

そして、自らが思い描いた宇宙とは

全く違う宇宙ができてしまったために

消し去ろうというのです。

 

 

ノットレイダーが仕掛けた戦争は

弱者の声を上げるための手段の戦争でしたが、

へびつかい座のプリンセスが仕掛けた戦争は

私利私欲のための戦争です。

 

普通ならば、これは葬り去らねばいけない

という思考になりますが、

 

キュアスター

「倒すんじゃない

 みんなを…みんなを、守る!」

 

と言うのがプリキュアです。

 

 

 

今回は、ダークネストの鎧によって

イマジネーションを蝕まれたノットレイダーたちを

スタートゥインクルイマジネーションによって

開放しました。

 

初めて、ノットレイの素顔が見えました。

 

 

 

プルンスとアイワーン様、活躍する!! 

 

私が大好きなスタプリキャラの

プルンスとアイワーン様が大活躍でした。

 

プルンスは相変わらずプリキュアを逃すために

身体を張りました。

 

プルンス

「プルンスは…守れなかったでプルンスーーーッ!」 

 

プルンス、お前が悪いわけじゃない。

 

悪いのはへびつかい座のプリンセスだ!

 

 

 

それと、アイワーン様がコスモを助けるシーンも

素晴らしかったですね。

 

 

アイワーン

「かっ勘違いするなっつーの!

 騙してたあいつが許せないだけだっつーの!

 別にお前を助けたわけじゃないっつーの!」

 

アイワーン

「…ごめんだっつーの」

 

 

 

 

ツンデレアイワーン様、キターーーッ!!!

 

 

ツンデレアイワーン様、キターーーッ!!!

 

 

(笑)

 

 

これでキュアコスモとアイワーン様も

和解できた気がします。

 

あとは、惑星レインボーが救われることを願うばかりですね。

 

 

 

最後に

 

ということで、今回のスター☆トゥインクルプリキュアの感想は以上です!

 

フワとプリンセスたちが連れさられてしまった最終決戦。

 

個人的に、プリキュアたちが

へびつかい座のプリンセスを救済するのか、

あるいは討伐するのか、どのような選択が

見どころだと思います。

 

この結末次第で、スタプリの評価が大きく変わると思います。

 

また、次回予告ではプリキュア

星空連合とノットレイダーの共闘も見られたので、

今から待ち遠しいです!!

 

 

 

それと、いよいよ出てきました、

ヒーリングっとプリキュア!!

 

のどかちゃんのメチャメチャ一般人っぽい

キャラデザが個人的に大変気にいいっています(笑)

 

あと、キュアグレースも可愛らしくていいですよね。

 

ヒーリングっとプリキュア、今から楽しみです♪

スター☆トゥインクルプリキュア 第45話の感想 ―移ろいゆく人と環境の中で、自分はどう輝くか?―

遼太郎(遼じい) 

「友達と時には比較してしまうよ。

 時の移ろいとともに、まわりは変わる。

 焦りや戸惑いだってあるさ」

 

 

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こんにちは、キュアまさPです。

 

今回は、スター☆トゥインクルプリキュア

第45話の感想とそこからあれこれ

思い至ったことなどを書かせていただきます。

 

 

 

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スター☆トゥインクルプリキュア 第45話

『輝くキラキラ星☆ひかるのイマジネーション!』

 

 

脚本:村山 功

絵コンテ:大塚隆史

演出:高戸谷一歩

作画監督:高橋 晃

美術:李 凡善

 

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人と交われば、自分も変わる ~「人は人、自分は自分」からの脱却

 

今回の話は、ひかるの成長の物語でしたね。

 

スタプリの終盤である45話まで来て、

初めてひかるが本気で悩んでいるように感じました。

 

今回のカッパードではありませんが、

ひかるはいつも「キラやば~っ☆」と

好奇心に溢れ、自分の赴くままに生きる

女の子だと思っていたからです。

 

 

 

ひかるが悩んでいたのは、

スタプリの他の4人が皆トゥインクルイマジネーションを

見つける中、1人だけ見つかっていないことでした。

 

普段一緒にいる友達が成長したり、

あるいは前に進んでいたりする姿を見ると、

自分だけ置いてきぼりにされるように感じる

というのは、人間誰しも感じることでしょう。

 

こうした感情は、

「人は人、自分は自分」と考え、

他人との関係に無関心であれば

絶対に感じることのない感情です。 

 

 

 

今まで、「人は人、自分は自分」で生きてきた

ひかるにとって、このような感情には

戸惑いを隠しきれなかったのでしょう。

 

ですが、傍から見れば

そうした感情を感じられること自体が成長ですし、

さらにそれを扱えるようになれば、

人としてより大きくなれると思います。 

 

 

 

この感情と向き合うために、

ララたちと離れて向き合おうとしたひかるは

素晴らしいと感じました。 

 

 

 

移ろいゆく人と環境の中で、自分はどう輝くか? ~夏の大三角形に見る人と自分の変化

 

悩めるひかるに手を差し伸べたのは、

ひかるの宇宙の先生である遼じいでした。

 

今回、初めて遼じいの過去が掘り下げられましたが、

見ていてとても衝撃的でした。

 

 

 

ひかるの祖父母である春吉さんと陽子さんと

幼馴染だった遼じい。

 

子供の頃、一緒に楽しく遊んでいた2人。

 

しかし、大人になって「天文台で働く」

という夢を叶える努力をしていた遼じいに対して、

いつの間にか付き合い、婚約をしていた

春吉さんと陽子さん。

 

あのシーンで、遼じいがもしかしたら陽子さんに

想いを寄せていたのかもと思う方もいらっしゃるかと

思います。

 

でも、私には2人を見つめる遼じいが、

夢を追いかけることに夢中になっていて

2人の関係の変化に気がつけなかったことに対する

ショックであったり、あるいは、

人生のライフステージが変わってしまった2人に対して、

置いてけぼりにされてしまったことへのショックを

感じているように見えました。

 

(というか、似たような経験をしたことがある

 私としてはどうしてもこのように見えてしまいます。

 そして、遼じいにも感情移入をせざるを

 得ませんでした)

 

 

 

人生のライフステージと聞くと、

学校を卒業→就職→結婚→出産→子育て→老後

という流れが一般的に語られるせいか、

どうしても結婚している人や子供がいる人の方が

“ステージが上” のように感じてしまいます。

 

本当は、独身であろうと、結婚していようと、

子供がいようと、孫がいようと、

人の人生に上下なんてないと思うのですが、

それでもやっぱり結婚をしていないことに対する

引け目みたいなものを感じる人は

自分を含めて多い気がします。

 

スタプリと関係ない話で恐縮ですが、

ひかるたちよりも20歳も年上の私でも、

未だに自分と友達を比べることがあります。

 

「新卒で入った会社で働き続けている友達はすごい」とか、

「起業して活躍している友達はすごい」とか、

「結婚してる友達が羨ましい」とか、

「子供がいる友達は人生先に進んでいる感じがする」とか、

自分と友達を比べて落ち込むこともしょっちゅうあります。

 

 

 

でも、人と比べて落ち込んで、

絶望して何もできなくなっては元も子もないので、

結局は「じゃあ、これからどうするよ?」と考えて

前を進んでいくことが大事なのかなと思っていたりします。

 

一つの会社で長く勤めることも素晴らしいし、

起業をして挑戦していることも素晴らしいし、

夢を追いかけて生きることも素晴らしいし、

1人で人生を楽しもうとすることも素晴らしいし、

結婚して幸せを育むことも素晴らしいし、

子育てをして生きることも素晴らしい。

 

自分が望むような生き方をしていれば、

そして、意図的に人を傷つけるような

生き方さえしていなければ、

どんな生き方も素晴らしいと思うんですよね。

 

 

 

話がそれましたので、スタプリ関係に戻します。

 

移ろいゆく人間関係や環境を、

今回の話では夏の大三角形にたとえられていました。

 

 

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織姫と彦星であるベガとアルタイル。

この2つの星は、上のライフステージへと進む

周りの人たちのように見えます。

 

一方、その2つの星を見守るかのようなデネブ。

こちらは、どんどん先に進もうとする人を見て

置いてけぼりにされてるような自分にも見えます。

 

このように捉えると、デネブという自分は、

物凄い焦燥感や孤独感、寂しさを感じてしまいます。

 

 

 

でも、このような存在であるデネブに対して、

遼じいは救いの手を差し伸べてくれました。

 

 

遼じい

「時の移ろいとともに、まわりは変わる。

 焦りや戸惑いだってあるさ。

 夏と冬では、デネブのまわりで輝く星、星座は違う。

 デネブはおよそ8000年後には、北極の近くで輝く」

 

ひかる

「確か、北極星になるんだよね」


遼じい

「ああ、そのとおり。

 環境や状況が変わっても、デネブは変わらず、

 輝き続けるんだろうねえ」

 

 

北極星と言えば、昔の旅人たちが

方向を知る手がかりにしていた、

みちしるべとなる星でした。

 

行く先を照らしてくれる、言わば人々の “希望” の星です。

 

デネブはいつの日か北極星になるということから、

周りの人間関係や環境がどんなに変わっても、

自分自身はいつか人々の希望にもなりうる

と言っているのです。

 

これは、たいへん励まされるメッセージでした。

 

 

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周りの人間関係や環境が変わってしまい、

それらと比べてしまうのは仕方がない。

 

でも、自分自身も自分が望むような生き方、

輝きを放っていれば、いつの日か

人々からの希望になれるのです。

 

この話に、ひかるだけでなく、

私を含む多くの視聴者に刺さったと思います。

 

まどかがトゥインクルイマジネーションを見つけた

第41話でのアームストロング船長の名言もそうでしたが、

スタプリは宇宙関係の話をプリキュアたちの成長に

結びつけるのが上手いですね、本当!

 

 

multicolorlifestyle.hatenablog.com

 

 

というか、気がついたら今回も第41話も、

脚本が同じ村山功さんなんですね。

 

村山さん、凄いです…!!

 

 

 

敵のことを知ろうとする姿勢 ~キュアスタートゥインクルイマジネーション

 

悩めるひかるの前に立ちはだかったのは、

カッパードでした。

 

今回のカッパードは己の中の

歪んだイマジネーションを武器とすることで、

最高の武器を得ていました。

 

カッパードが持つ歪んだイマジネーション、

それは故郷を滅ぼされたことに対する

怒りや憎しみ、悲しみです

 

善意で他の星の人々に水を分け与えていたのに、

いつの間にかそれらを奪いつくされ、

大事な家族や故郷が滅ぼされれば、

「他の宇宙人と分かり合うことなどできない!」と

思って当然ですし、そんな思いが

最強の歪んだイマジネーションになるはずです。

 

そうした、歪んだイマジネーションの前では、

迷いのあるスターは破れてしまいました。

 

 

 

ただ、そんな窮地を助けてくれたのは、

カッパードと同じ宇宙人であるミルキーでした。

 

 

キュアミルキー

「私らしくしてても、ちゃんと理解し合えるって、

 ひかるが教えてくれたルン!」 

 

キュアミルキー

「ひかる。

 ひかるはひかるルン」 

 

 

この言葉によって、ひかるは気づき出します。

 

 

ひかる

「そっか。遼じいが言ってた。

 周りが変わってもデネブは変わらず輝くって。

 わたし、知りたい。

 宇宙のこと、みんなのこと、もっと知りたい!

 それに、カッパード、あなたのことも!」

 

 

こうして、ひかるも無事に

トゥインクルイマジネーションを

覚醒させることができました。

 

 

 

これまでの4人のトゥインクルイマジネーションの

覚醒シーンを見ると、

トゥインクルイマジネーションはなりたい自分や

本音の自分を見つけた時に発動します。

 

そして、ひかるのなりたい自分とは、

自分のワクワクすることを追求して輝くだけでなく、

怒り、悲しみにくれている敵のことを

知ろうとする自分になることでした。

 

もちろん、敵のことを全て知ることは

不可能なのかも知れません。

 

ですが、まず知ろうとすること。

 

そして、知ってからどうするのか?

 

それが大事なんだなと思います。

 

 

 

私がプリキュアシリーズが大好きな理由は、

悪いやつをただやっつけるだけの勧善懲悪ではく、

敵のことを分かろうとする思いやりがあるところ

なんですよね。

 

敵が悪さをするのにも理由や背景がある。

 

そこを知ろうとして、分かろうとして、

最終的にどう立ち向かっていくのかを

描いているからこそ、大好きなんです。

 

 

 

ノットレイダーの幹部たちが戦う理由や背景を

理解したスタプリメンバーたちが、

最終決戦ではどのように立ち向かっていくのか。

 

本当、楽しみです。

 

 

 

 

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ということで、今回のスター☆トゥインクルプリキュアの感想は以上です!

 

今日のスタプリから、いよいよ最終決戦。

 

スタプリは果たして、どのような最終回になるのか?

 

乞うご期待!!

スター☆トゥインクルプリキュア 第44話感想 ―「いつでもどこでも会いに行ける」よりも大事なこと―

フワ

「フワがいるから大丈夫フワ!

 みんなといつでも会えるフワ!!」

 

 

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こんにちは、キュアまさPです。

 

今回は、スター☆トゥインクルプリキュア

第44話感想を書かせていただきます。

 

 

 

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スター☆トゥインクルプリキュア 第44話

『サプラ~イズ☆サンタさんは宇宙人!?』

脚本:平見 瞠

演出:角銅博之

作画監督:増田誠治

美術:大西 穣

 

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サンタクロースの正体 ~サンタさんは実在するのか?~

 

今回は人の驚く顔が好きで、

あちこちにプレゼントを配るサプライズをする

サンター星人と一緒に街の子供たちに

クリスマスプレゼントを一緒に配ろうというお話でした。

 

スタプリでは未確認生物(UMA)や想像上の存在が

宇宙人として登場するということが珍しくありません。

 

前回登場したグーテン星人は天狗であったり、

アイスノー星人は雪女であったり。

 

そして、なによりノットレイダーたちを見れば

カッパード:河童

アイワーン:一つ目小僧

ガルオウガ様:鬼

など、日本の妖怪などがモチーフにされています。

 

 

 

こうしたものを見れば、

スタプリに出てくる宇宙人というのは、

一見安易なモチーフにもみえるかもしれません。

 

しかしながら、私達が実在しなかったり、

単なる噂だと嘲笑してしまうような

未確認生物(UMA)や想像上の存在というのは、

実は宇宙人であってこの現実世界のどこかに存在している

という考え方はロマンがあっていいと思います。

 

それに、もしかしたら科学などが発達していなかった

過去において(それこそ写真などが無かった時代において)、

宇宙人は警戒心が緩くて普通にそこら辺を歩いていて、

たまたま宇宙人として出くわしてしまった祖先たちが

妖怪として語り継いで絵に書き残してしまった、

という真実が合ってもよいのかもしれません。

 

 

 

それと、個人的には宇宙人は普通に存在していると思っています。

 

残念ながら、私自身は宇宙人には会ったことはありません。

(が、“宇宙人” と例えられるような理解を超えた

 天才的な人たちには会ったことはあります)

 

というよりも、人類の想像を遥かに超えて広い宇宙において

地球人以外に知的生命体がいないと断言する方が、

可能性を狭め、視野を狭くしてしまう悪い考え方だと思っています。

 

 

 

そう思っているので、

「サンタクロースが実は地球人にとても友好的な宇宙人で、

 年に一度だけ地球にやってきてプレゼントを配る」

という真実があってもいいんじゃないかなと思っています。

 

もうすぐクリスマス。

 

あなたはサンタクロースを信じますか?

 

私はサンタクロースという存在を信じています。

 

今回のスタプリのように、

本物のサンタクロースが白いひげを生やしたおじいさんではなく、

別の容姿をしているかもしれませんが、

この世界にはどこかにいるんじゃないかなと思います。

 

今年も、世界中の子供たちがプレゼントをもらい、

笑顔で楽しめるようなクリスマスになってほしいですね。 

 

 

 

「いつでもどこでも会いに行ける」よりも大事なこと

 

サンター星人とプレゼント配りをしている途中の会話で、

プリキュアたちのそれぞれの将来の話をします。

 

えれなさんは通訳を目指して留学すると

決意を固めたことを話しました。

 

まどかさんも留学は考え中とのことですが、

おそらくは留学すると思います。

 

(その理由は以前、ブログにちらっと書きましたので

 よろしければ書きをご参照ください)

 

multicolorlifestyle.hatenablog.com

 

 

 

あとは、ユニも惑星レインボーが復活したら

帰るとのことでした。

 

 

 

そうして、近い将来にみんなとの別れがくる予感が漂い、

皆が不安を感じる中で、フワが言いました。

 

 

「フワがいるから大丈夫フワ!

 みんなといつでも会えるフワ!!」

 

 

 

確かに!!(笑)

 

いつでもどこでもワープができるフワ。

 

そんな存在が身近にいてくれたら、

人は遠くに離れていてもまた会いに行けるので、

とても嬉しくも心強い存在です。

 

いやー、素晴らしいわ、フワ!!(笑)

 

 

 

ですが、「みんなといつでも会える」を

フワ頼みにしてしまうのは個人的には危ういなと

思っていたりします。

 

というのも、何かの拍子でフワがいなくなってしまったり、

あるいはワープできなくなってしまったときに、

どうしようもなくなるからです。

 

それこそ、「フワがいるから大丈夫フワ!」と

言い放ったにも関わらず、今回の戦闘において

 

「お腹が空いて、もうワープできないフワ~」

 

とワープが使えなくなってしまった場面も見受けられました。 

 

なので、「いつでもどこでも会いに行ける」という

瞬間移動のような方法を一つに委ねるのは

とても危ういなと感じています。

 

 

 

ですが、個人的には

「いつでもどこでも会いに行ける」方法よりも

大事だと思うことがあります。

 

 

 

それは、

 

「会いに行こう!」と決めること

 

です。

 

 

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大人の皆さんなら分かるかと思いますが、

子供の頃に学校で毎日のように顔を合わせていた

友達たちと、社会人になったら毎日会えなくなるのです。

 

それは、別々の会社で働くからということでもあり、

別々の場所で暮らすからということでもあり、

それぞれがやりたいことをやって生きるからということでもあります。

 

そうしたことから、人生においては

「毎日会える」というのは貴重でかけがえのない機会 なのです。

 

(それゆえに、一生共に暮らそうと誓い合う

 結婚というものは特別なものなんだなと思ったりもします)

 

 

 

では、毎日のようにあっていた友達と

また会うにはどうすればいいのか?

 

それは、

「〇〇(友達)と会おう!」

と決めることなのです。

 

決めることさえできれば、

あとは何とかしようと動けるのです。

 

 

 

逆に言えば、会おうと決めなければ、

人生で二度と会えないことはザラにあります。

 

よくあるのが、大人になって初めて出会った人と

「今度、飲みに行きましょうよ!」

と言っても、それっきり会わなかったという例です。

 

(その場で盛り上がるのに、何なんでしょうね、あの現象は)

 

いや、そんな関係性の低い例だけでなくて、

毎日のように会ってて仲良くしていた

小学校や中学校、高校、大学の頃の友達とも

大人になったら二度と会わなくなることだって沢山あるのです。

 

だからこそ、「会いに行こう!」と決意することが、

何よりも大事なんだなと思います。

 

 

 

スタプリの世界において、

ララやユニが故郷に帰ってしまった場合、

現実的に考えればひかるはララやユニには

もう二度と会えなくなってしまうでしょう。

 

“今生の別れ” といっても過言でありません。

 

ですが、ひかるがやっぱり

「ララに、ユニに、もう一度会いたい!!」

と決めれば、フワのワープに頼らなくても

会いに行ける可能性が広がってきます。

 

それこそ、決意を固めれば、

ひかるはロケットの研究者になってロケットを自作して、

宇宙に飛び出すことだってできるかもしれません。

 

それほどまでに、「会いに行こう!」という

決意は重要なのです。

 

 

 

プリキュアシリーズにおいて、

“今生の別れ” を経験したシリーズはいくつかありました。

 

魔法つかいプリキュアでは、

みらいは運良く、リコ、はーちゃんたちと再会できました。

 

(まほプリの49話は本当、伝説です!!)

 

しかし、前作のHUGっと!プリキュアでは、

はなたちは未来に帰ってしまった

はぐたん、ハリー、ルールーたちとは

二度と会うことはできませんでした。

 

(が、別の形で再会することはできました。)

 

 

 

果たして、スタプリの “今生の別れ” の結末がどちらに転ぶのか?

 

スタプリ最終回の見どころの一つとなることは間違いありません。

 

 

 

ラスボス量産化計画

 

今回の衝撃的だった話、それはプリキュアを襲ってきた

ノットレイダーの首領であるダークネストの正体が

一般兵であるノットレイだったこと。

 

これは、本物のダークネストが “鎧” と言っていた装備を

一般兵のノットレイが身につけることで、

ダークネストさながらの強大な力を得てしまうということです。

 

今までのプリキュアシリーズにおいて、

ラスボスが部下たちに力を分け与えることがあっても、

直接ラスボスの姿をコピーするということはありませんでした。 

 

しかし、実際にラスボスをコピーするとなると、

とんでもなく恐ろしいことになります。

 

“鎧” が完成したとき、宇宙にどんな恐ろしいことが起こるのか?

 

これも間違いなくスタプリ最終回の見どころとなるでしょう。

 

 

 

プルンスはスタプリの戦力 ~プリキュアよりもプルンスを目指せ!~

 

それにしても、今回の話もプルンスが大活躍でしたね!

 

個人的に、歴代プリキュア妖精の中でも

 

プルンスが超好きです!!

 

 

 

大事なことなので、もう一度言います。

 

 

プルンスが超好きです!!(笑)

 

 

 

プルンスが好きな理由の一つが、

プルンスがいなければプリキュアたちが

戦いに負けてしまうことがあるところにあります。

 

今回は、プリキュアが不慣れな空中戦を繰り広げますが、

初手で迎撃されてしまったソレイユを助けるべく

プルンスが空に飛び出して救いました。

 

また、撃沈させられてしまったサンター星人の宇宙船を救ったりと、

本当、プルンスは大活躍でした!!

 

 

いや、マジでカッコいいよ、

プルンス!!

 

 

 

プルンスは直接戦うシーンはなくとも、

立派なスタプリメンバーの戦力であると思います。 

 

こうしたチームの縁の下の力持ちというのは、

華やかさはなくとも大変重要な役割だと思うので、

尊敬しています。

 

 

 

というよりも、私達一般人は

基本的にプリキュアにはなれません。

 

(前作のはぐプリで「人類皆プリキュア」となりましたが、

 あくまで一時的なものです)

 

プリキュアになれないどころか、

人の前に立ったり、人の上に立ったりするような、

そんな人物にさえなれないでしょう。

 

 

 

ですが、私達は決意一つで、

人の前に立ったり、人の上に立ったりするような、

そんな人物を支えられる人にはなれますし、

プリキュアを助けられる人にはなれます。

 

そのような生き方も、素晴らしい生き方ですし、

カッコいい生き方だと思うんですよね。

 

 

 

そんなわけで、

 

縁の下の力持ちである

プルンスを見習いましょう!! (笑)

 

スタプリもあと1ヶ月程度ですが、

プルンスの活躍に期待しています。

 

 

 

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ということで、今回のスター☆トゥインクルプリキュアの感想は以上です!

 

今日のスタプリで、ひかるがどのように

トゥインクルイマジネーションを覚醒させるのか?

 

いやー、楽しみ、楽しみ♪

スター☆トゥインクルプリキュア 第43話の感想 ―親の愛情こそ、子供の「良い子ちゃん」の仮面を外す最良の手段―

かえで(えれな母)

「人を笑顔にできるって凄いことよ。

 でも、人のために泣けるのはもっと凄い。

 それって、相手のことを本気で考えてるってことだから」

 

 

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こんにちは、キュアまさPです。

 

今回は、スター☆トゥインクルプリキュア

第43話感想の感想を書かせていただきます。

 

 

 

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スター☆トゥインクルプリキュア 第43話

『笑顔への想い☆テンジョウVSえれな!』

 

脚本:村山 功

演出:土田 豊

作画監督:稲上 晃

美術:齋藤 優

 

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幼い頃にできた固定概念は想像以上に大きい

今回の話を見ていて思ったのは、

「どんなに良いこと・素晴らしい物事でも、

 人によって捉え方が違うんだな」

ということです。

 

過去のえれなとテンジョウの話で、

笑顔に対する捉え方の違いが何度か描かれてきましたが、

今回、テンジョウの故郷であるグーテン星に行ったことで

プリキュアたちは皆、テンジョウが笑顔を嫌う理由を知ります。

 

 

 

グーテン星では「鼻が長いこと」が美しいとされています。

 

そんな中で、生まれつき鼻の短いテンジョウは

大人たちから「鼻の長さなんて関係ない」と

優しい笑顔を見せられてきました。

 

しかし、幼い頃のテンジョウは、

どこかで見聞きしてしまったのでしょう。

 

「鼻が短い彼女はなんて可愛そうなのだろう(笑)」

 

「あいつの人生、終わったな(笑)」

 

と。

 

自分に見せてくれていた笑顔は嘘で、

本当は自分を見下し、嘲笑しているんだと。

 

幼い子供がこのような場面に出くわせば、

それは当然ショックを受けるわけでして、

トラウマとなるわけです。

 

それゆえに、テンジョウの心の中に

「笑顔=嘲笑」というネガティブな固定概念ができてしまったのです。

 

 

 

一方のえれなは、39話の英語のスピーチで出てきたように、

幼い頃に「自分が笑顔になったことで、周りの人も笑顔になった」

という体験をしました。

 

そのため、「笑顔=周りも笑顔になる」という

ポジティブな固定概念ができました。

 

 

 

ここで気がつくことは、えれなもテンジョウも

「幼い頃にできた固定概念以外の考え方を全く知らなかった」

ということです。

 

両者ともに、

 

「笑顔=嘲笑」

「笑顔=周りも笑顔になる」

 

という考え方が全てだと思い込み、

それ以外の見方・考え方ができなかった

ということです。

 

 

 

幼い頃の体験が自分に及ぼす影響というのは、

本当に強力です。

 

世界の全てがそのようであるということ

錯覚してしまうほどに強力です。

 

この固定概念を取り除くには、

自分とは別の考え方を持つ者と交わり、

本気でぶつからない限り起こりえません。

 

幼い頃の体験以上に大きなな体験が必要なのです。

 

そうした意味では、「笑顔」に対して

真逆の考え方を持つえれなとテンジョウが出会い、

真っ向からぶつかりあったのは大きな経験ですし、

傍目から見れば両者の人生を大きく変える

良き出会いだったのではないかと思います。

 

 

 

えれなはもう、無条件に笑顔が素晴らしいとは思わないでしょう。

 

けれども、その上で、

 

「それでもやっぱり笑顔は素晴らしいものだから

 私は笑顔を見るのが好きだし、みんなも笑顔にしたい」

 

ということをえれなは自覚できました。

 

(そして、トゥインクルイマジネーションに目覚めました)

 

 

 

私は、無条件に「笑顔が素晴らしい」と

ゴリ押しするえれなが嫌いでした。

 

でも、相手の辛かったこと・悲しかったことなど

相手の心情を汲み取り、その上でもやっぱり

相手を笑顔にしたいと確信したえれなさんは、

人として魅力的になったなと感じています。

 

えれなさんが笑顔のネガティブな側面に気づき、

成長してくれて良かったなと思います。

 

 

 

 

素晴らしいものを広めたいなら、相手に寄り添うところから始めよう

 

話は少し変わりますが、

世の中には反論しようもない素晴らしい価値観

というものがあると思います。

 

えれなさんの物語のキーワードである「笑顔」の他に、

「愛」とか「夢」とか「自然を守る」とか、

そうしたものがあると思います。

 

私自身、そうした価値観は大事にしたいですし、

それを持ち続けたいと思い、日々暮らしています。

 

人を愛し、優しくできるような大人でいたいですし、

人は夢を持って生き続けてほしいと思いますし、

自然や地球環境を守る人が増えてほしいと思っています。

 

 

 

けれども、相手の思いや考え方の理解なしに、

その素晴らしい価値観をゴリ押ししてしまったら、

相手側はどんなに素晴らしい価値観であったとしても

それを受け入れることはできないと思うんですよね。 

 

 

 

 

実は私、過去のプリキュアシリーズにおいて

唯一嫌いになってしまった作品1つだけありました。

 

そのシリーズは、「愛」のゴリ押しをしていたんですよね。

 

もちろん「愛」の素晴らしさは知ってはいます。

 

けれども、

「愛」という言葉ばかりが強調され、

「愛」を態度で示されることが少なく(そのように感じ)、

「愛」を強要されているかのようなところが

本当にうっとおしくなって、吐き気がしてしまって

嫌になってしまったのです…

 

プリキュアという人生で最も好きなアニメのシリーズにおいて

嫌いなシリーズができてしまったというのは、

これは本当にショックで悲しかったです。

 

 

 

こうしたことからも、私は

素晴らしい価値観を広めたいなら、

自分の価値観をゴリ押しするのではなく、

まずは相手を理解し、寄り添い、その上で

言葉だけでなく行動や態度で伝えていくのが良いのではないか

と思っています。

 

 

 

上述したように、人はそれぞれ

様々な固定概念を持って生きているので、

そこを理解した上で、自分が理想とする価値観を態度で示し、

素晴らしいものであることを感じとってもらえれば、

自然とその価値観は広まっていくのだろうなと思います。

 

 

 

親の愛情こそ、子供の「良い子ちゃん」の仮面を外す最良の手段

 

前回のブログで、一番上の子供は

早い段階から「良い子ちゃん」という仮面を

被ってしまうということを書き綴りました。

 

 

multicolorlifestyle.hatenablog.com

 

 

正直、前回の話の段階では、

えれなはテンジョウとの戦いにおいて

心が成長して終わるものだと考えていました。

 

しかし、今回の話の最後に、

えれながお母さんと話す場面がありました。

 

そこで、お母さんがえれなの思いを受けとめて、

えれなのやりたいことを応援することで

「良い子ちゃん」という仮面を外してあげた

ことは、個人的にはとても感動しました。

 

 

 

プリキュアの物語は、

 親が子供の悩みを見過ごすことはしなかったか」

 

と感じました。

 

やっぱり、プリキュアの物語が好きです。

 

改めてファンになりました。

 

 

 

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それと今回、えれなさんが勇気を出して

「お母さんのような通訳になりたい」と言った時、

お父さんもお母さんも無条件に認め、受け入れていました。

 

両親がこうした態度を取れるのも、個人的には

お父さんもお母さんも夢に生きていたり、

やりたいことをやって生きていたりするからだと思っています。

 

えれなのお父さんはお花屋さん、お母さんは通訳という

それぞれのやりたいことをやって生きています。

 

そのようにして夢に生きていたり、

やりたいことをやって生きていたりすることで、

親が充実した人生を生きられているからこそ、

子供のやりたいことをやることを素直に受け入れ、

応援できているのでしょう。

 

子供の夢ややりたいことを潰さないためには、

親も夢に生きたり、やりたいことをやって生きることで、

心の余裕や充実感を持つ必要があるのだなと感じました。

 

 

 

自分のためにも、そしてかわいい我が子のためにも、

親こそ夢に生きたり、やりたいことをやって生きましょう。

 

スター☆トゥインクルプリキュア 第42話の感想 ―みんなの笑顔以上に大切なもの―

かえで(えれな母)

「毎日私や家族のために笑顔で頑張って…

 でも、あの笑顔はえれなの本当の笑顔じゃない…」

 

 

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こんにちは、MLです。

 

今回は、スター☆トゥインクルプリキュア

第42話感想の感想を書かせていただきます。

 

 

 

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スター☆トゥインクルプリキュア 第42話感想

『笑顔の迷い、えれなの迷い。』

脚本:広田光毅

絵コンテ:入好さとる

演出:岩井隆央

作画監督:赤田信人

美術:渡辺佳人 デビー・リ

 

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みんなの笑顔の笑顔以上に大切なもの

今回のスタプリでは、家族やみんなの笑顔のために

頑張ってきたえれなさんが、自分自身のことと向き合うお話でした。

 

感想の初っ端でこんなことを言うのもなんですが、

(ここはあえて批判を承知で申し上げると、)

はえれなさんのことはあまり好きではありませんでした。

 

いや、ハーフだからとか、そういう差別的な意識は全くありません。

 

(むしろ、色黒の金髪少女って王道で良くないですか??(笑))

 

 

 

ただ、えれなさんがこれまでずっと言い続けていた

「みんなの笑顔のために」という信念が

聖人君子すぎて、綺麗すぎて受け付けなかったのです。

 

なんというか、人間味がなかったんですよね。

 

(そういう意味では、まどかさんも見た目は

 聖人君子なんですけど、彼女は家のことで

 色々と迷いや悩みがあったので、

 人間味を感じていました)

 

“観星中の太陽” とは言っても、

からしたらえれなは春のポカポカした温かな太陽ではなく、

真夏の日差しと紫外線がキツイ太陽でした。

 

 

 

そんなわけで今回、初めてえれなさんに対して、

自分自身の笑顔や幸せについて問いを突きつけられたのは、

とても興味深く面白かったです。

 

 

 

 

 

「みんなの笑顔のために」

 

「みんなを幸せにしたい」

 

そのような思いを持つ人は、

人としてとても素晴らしいと思いますし、

尊敬に値すると思ってます。

 

実際、心の底から本気でそれを信じて、

体現されている方も世の中には普通に

いらっしゃいます。

 

 

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ですが、仮にそれが

自分の笑顔や幸せを犠牲にしているとしたら、

笑顔にしたい相手であるみんなはどう思うでしょうか?

 

きっと、相手側からしたら

「(みんなを笑顔にしたいと思ってる人が笑顔でないので)

 みんなが笑顔になっていないよね」

と思うわけですよね。

 

なので、ここで大事になってくるのは、

笑顔にしたい “みんな” の中に

自分を入れているかどうか、なんですよね。

 

 

 

みんなの笑顔と同じくらい、

あなたの笑顔も大切なんです。

 

いや、ある意味では、みんなの笑顔よりも

あなた自身の笑顔が大切なんです。

 

まずはそのことを自覚しないといけません。

 

 

 

なんと言いますか、

「みんなの笑顔のために」という人の中には、

「自分が笑顔になる=ワガママで自己中」

といったネガティブな意識がある人もいて、

それゆえに自分が笑顔になることへ

罪悪感を感じている方もいらっしゃるんですよね。

 

ぶっちゃけ、私もそんな人間でした。

 

 

 

けれども、自分の笑顔とみんなの笑顔は

必ずしもトレードオフな関係ではありませんし、

周りの人の幸せを思いつつ

自分が幸せになれる行動もできるので、

「自分が笑顔になる=ワガママで自己中」

と、過度に恐れる必要もないんです。

 

 

 

だから、えれなさんにもこの際、

本当の笑顔になってもらえるように

しっかり向き合ってもらいたいと思います!

 

(えれなさんの立場としては、

 これまでの生き方を全否定されてしまったので、

 相当辛い出来事なので、心中お察しします)

 

 

 

えれなさんが、えれなさん自身の笑顔を、

幸せを手に入れられるように。

 

 

 

一番上の子問題 〜全ての我が子を幸せにするためにできること〜

 

話は少し変わりますが、

今回えれなママ(天宮かえで)は、

ノットレイダーとなってしまった時に

「可愛い我が子が本当の笑顔を見せてくれない」

と心境を暴露していました。

 

これにえれなさんはショックを受けるわけですが、

この問題はえれなさん1人の問題であるだけでなく、

兄弟姉妹がいるご家庭ならば、どこにでもあっても

おかしくないような問題でもあります。

 

 

 

えれなさんは、弟や妹たちが大好きで、

自分よりも彼らのことを優先してしまいます。

 

親の立場からすれば、よくできた長女であり、

とても助かってしまうので、ついつい甘えたくなります。

(通訳で飛び回っているえれなママからしたら、

 大助かりなんです)

 

また、ご家庭によっては

「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから

 しっかりしなさい!」

と、大人になることを強要させられる場面も

しばしば見受けられます。

 

 

 

ですが、こうした出来事で、一番上の子は

早い段階から「良い子ちゃん」という仮面を

意識・無意識に問わず被ってしまい、

自分のことを、ワガママを言い出せなくなってしまう、

という問題があるのです。

 

えれなさんの場合は、

「良い子ちゃん」だけでなく、

弟や妹たちに「母親」という仮面まで

被ってしまっています。

 

 

 

そして、これが

「本当は親に甘えたかった」

「本当はワガママを言いたかった」

といった心の大きなブレーキとして

無意識の中に存在してしまって、

その思いが現実に色々な問題を

引き起こしてしまうわけです。

 

 

 

この問題を解決するには、本来親が

「時には甘えてもいいし、ワガママを言っていいんだよ」

と言ってあげ、一番上の子が被ってしまった

「良い子ちゃん」の仮面を取ってあげることなんです。

 

時には、一番上の子だけが甘えられる日を

意識的に作ってあげることが大事なんです。

 

(行きたいところに連れてってあげたり、

 欲しいものをその場で買ってプレゼントしたり、

 やりたいことをやらせてあげたり、

 などが当てはまります)

 

 

 

ですが、今回のスタプリでは親の本心を不意に

知ってしまったことで、娘に原因があるかのような

状況になってしまったなと思うわけです。

 

本当は親が一緒になって解決しないといけない問題なので、

えれなさん1人に原因があるように見える

という意味ではとても残酷で残念な演出ではあります。

 

ですが、プリキュアは主人公の女の子たちの

心の成長の物語でもあるので、

この演出はえれなさんの試練として、

大きな成長を遂げるためのチャンスとして

温かい目で見ていければと思います。

 

 

 

最後に

ということで、今回の感想では

えれなさんと天宮家の親子関係について

見ていきました。

 

私がプリキュアという幼い女の子のアニメを

10年以上見続けている理由の一つに、

人間のこうした心理描写や問題提起がなされ、

それらを乗り越え成長していく姿が見られるから

なんですよね。

 

日本中、いや、世界中の親子で起こるであろう問題に、

スタプリは、えれなさんはどのような答えを出していくのか?

 

あぁ今から43話が待ち遠しい!!

 

(静岡旅行中なので、後日TVerでも見させていただきます)

 

 

 

 

 

 

 

P.S. 今週のプルユニ

ユニ

「ドーナツを食べない星の人たちだっているんじゃないの?」

 

プルンス

「スタードーナツの美味しさは全宇宙的でプルンス!

必ず通じるでプルンス!!

プルンスが伝えてみせるでプルンス!!!」

 

ユニ

「プルンス、プルンス、うるさいニャン!!」

 

 

 

プルユニいいよ、プルユニ…

 

プルンス大好き人間なので、

プルユニカップリングを推していますw